神楽坂・コパンのシュークリーム

　東京で喫茶店は絶滅危惧種かもしれません。大手コーヒーチェーンはポストの数ぐらいありそうだけれど。「パラダイスおかず家」を営んでいたちび子さんいわく、「喫茶店あってもね、ケムいからね〜」。京都もチェーン系はわらわらと増えていますが、喫茶店もまだまだ多い。とはいえふだんはやっぱりお手軽、安い、完全禁煙のスタバに行っていましたが、人と会ったりするときの選択肢として、イノダコーヒとか前田珈琲とか、老舗喫茶があること自体、なんとなくホッとして心強かったものです。私にとって、スタバは１人で行くところ、喫茶は社交に必要なところ、かな。こじゃれカフェーも好きですが、老舗の接客はやっぱり落ち着けますから。
　そんな話をしながら神楽坂の住人、Ｋさん＆Ｙさんとデート。「ここなんかどうでしょう」とＫさんが案内してくださったのが「コパン」でした。一見するとチェーン系な店構えですが、完全に地元の人向けサンダル仕様、という感じ。ちょっとケムいのがナンですが、老若男女を問わない感じ、私は好きだな。シュークリームが名物だそうで、あぁ禁断をおかして１個。私は生クリームとカスタードが別々になっているのが好きです。み、みてください、ここのシュークリーム。生クリームがカスタードクリームにのしかかっているような様で圧巻です。もう１個食べたい。ひとしきり話して席を立つ寸前、ガムシロップやフレッシュに「ドトール」のマークがありました。えぇードトールからコーヒーもらってるの？ちょっと面白い店でした。
　神楽坂　コパン→「神楽坂 コパン」