ブックスキューブリック箱崎店
書店を回ろうと西鉄電車で福岡・天神へ。書店1階でエレベーターの近くに立っていたら、後ろから怒声が。どうやら邪魔だ、と言いたいようです。赤子連れの老母をいじめんといてや・・と弱者ぶりしつつぼう然。怒鳴りながら男性は立ち去った…はずが舞い戻ってきました。自分の足を振り上げるやいなや、無言で私の左足を踏みつけて去ったのです。あわわー。丁稚ケイを抱えて3秒、かたまってしまいました。
ま、待てよ。冷静になった3秒後、考えます。なぜ彼は「足を踏む」というチョイスをしたのだろう。相手への威嚇行為としては「小突く」「突き飛ばす」あたりが相場だと思うのですが、それでは表現しきれない何かがあったのかしらん。相方ユウさんに言うと「あぁ、野球で見るよぇ、手は出さずににじり寄って抗議するシーン…」って、わたしゃ審判かいな。神楽坂の友・Kさんに言うと「国会審議でもありますよね、手は出していないけれど足元はもみくちゃになっているの」。そ、そうか。「手を出していない」と言い訳するための方策だったのか。ガッテン。
「天神足踏み事件」後に地下鉄に乗っていたら、空いた車内なのに隣に女性が座ってきました。「あの…」。彼女はカバンからチラシらしき紙をのぞかせています。真理がどーのこーの…。あわわ、またまた慌てふためきました。「ま、間に合ってますっ」。よほど足踏み事件でショックのように見られたか。トホホ。
でもセレクト書店「ブックスキューブリック箱崎店」にたどり着いた瞬間から、トホホ2つが吹っ飛びました。けやき通りにあるキューブリックには福岡住人時代から含めて何度も行きましたが、箱崎店は初めてです。絵本や雑貨コーナーも気持ちのこもったものがぎゅっと並んでいて素敵。ひとつひとつ棚を子細にチェックしたくなるのです。ハー、落ち着くなー。本を買いたかったけれど荷物が重くて断念。丁稚ケイのために乳児用の木の塗り椀と木のさじを買いました。
2月10日には2階のカフェで出版イベントをさせていただきます。「パリのおやつショコラのおやつ」と題して、キッチンも使わせていただいて実演もします。どうぞいらしてくださいませ。写真は2階のカフェわきにあるベーグル&料理教室「ベジ・キッチン」です。栗入りベーグル315円。もっちりと食べごたえがありました。
ブックスキューブリック http://www.bookskubrick.jp/
■「パリのおやつ旅のおやつ」出版イベント
- 作者: 多田千香子
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2011/12/07
- メディア: 単行本
- 購入: 32人 クリック: 745回
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2月10日(金)福岡・箱崎 カフェ&ギャラリー・キューブリック(ブックスキューブリック箱崎店2F) 案内はコチラ→「「尾崎豊NOTES 僕が僕であるために 肉筆版」 小説新潮 2012年4月号 | 福岡の書店・本屋|ブックスキューブリック[BOOKSKUBRICK]」