朝日新聞京都版「不惑の妊婦バタフライを泳ぐ」

　思えば東京に昨年8月に来て以来、お菓子を焼かない日はなかったのです。暑いころはＴシャツ短パン姿で、寒くなってきたらエアコンとポット、オーブン2台をフル回転。ブレーカーを何度も落として暗やみをさまよいつつ、せっせと焼いて詰めて詰めて…いました。どうせ授乳で起きているので、夜更けだろうと明け方だろうと、のべつくまなしでした。いやー、熱かった。でも、まだまだもっとやれるはず。というわけでさっそく、メープルシュガーのケーキの改良開始です。
　熱かったといえば妊婦のころの水泳通いです。15日付の朝日新聞京都版「四季つれづれ」では、スポ根マタニティ時代をつづりました。京都中の妊婦は踏水会に通うべきだ、と思うほどです。公序良俗に反しないかな…とびくびくしつつ、衝撃の？スイカ腹の水着姿とともに掲載されております。臨月に入り、コーチがプールサイドで撮影してくれた1枚です。色紙に水着写真を貼り、コーチや一緒に泳いだ人たちが寄せ書きするのが習わしで、私にも出産後、郵送してくれました。「最初に比べて本当に泳げるようになりましたね」。コーチの言葉、とてもうれしかったのです。まぁ最初がひどすぎたわな…。
　写真は編集者の情け、ぶっとい大根足はみごとトリミングしてくださっておりました。ちょっとシュールな？見出しも気に入っています。春に妊婦コースの同窓会があるということで、参加できたらいいな。
　　

パリのおやつ旅のおやつ