多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

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台南・南台科技大学へ

 台湾3日目、嘉義から50キロ南にある台南へ。鉄道で行ってもいいのですが3人の子連れ、タクシーで行きました。1時間足らずで滞在先のホテル「吉村大飯店」に到着です。1600NTドル(4300円)。何だか高いような…まぁいっか、オネーチャンが払うんだし。姉の前ではいくつになってもノーテンキ次女になるのでした。
 台南での訪問先は南台科技大学です。広いキャンパスだなー。校舎4階まで届きそうなヤシの木を窓から眺めながら授業を受ける…何だかリゾート気分、勉強に身が入らないような。もう熱帯なんだな。「おじいさんの木があるとよ」。甥っ子ユウがガジュマルに駆け寄っています。長く垂れ下がった気根がおじいさんのヒゲみたいだから、のようです。なるほどね。
 訪ねたのは応用日本語学科の鄭玫玲先生です。真っ黒い仙草ゼリーでもてなしてくださいました。のど越しがよくて私は好き。丁稚ケイにもやったところ、ツルツルッと食べていました。甥っ子ユウは食べもしないのに「キライ」とのたまうのでした。何じゃそりゃ。おいしいのに。
 先生が「子どもたちにどうぞ」とくださったのは「章成」ブランドの「黒糖麦芽餅」でした。胚芽ビスケット2枚で黒糖ペーストがはさんであります。表と裏が逆にくっつけてあったりするのもありますがご愛嬌。この黒糖ペーストが英語でいうchewyというか、ねっちり。治療を終えたばかりの歯の詰め物がとれそうで怖いのですが、妙にクセになるお味なのです。レトロな赤いジャーにぎっしり詰めてあってかわいい。ウェブサイトを見ると他にもいろんなフレーバーがあるようです。また台湾に来たら買い占めよう。
 土曜日なので学生さんはサークル活動の方々のみでした。そっか、私の出番か。姉のインタビュー中、私のミッション初稼動です。赤子を胸に、6歳児ユウ&リョウを両手にぶら下げて教員室を出ました。さーて、どこに行こうかな。まずは運動場へ。野球のユニフォーム姿はさまざまなのは、練習試合でしょうか。「いーあるさんすー!」。叫びながらダンスの振り付けを覚えているAKB48風?集団も。端っこから熱い視線を送る私たちです。学食は残念ながら土曜日で休み。弁当は35(95円)、40(110円)、50(135)NTドルの3種類あるようでした。食べてみたかったな。
 ちょろちょろと動き回る双子ザウルスを連れて、学内にあるスターバックスへ。私の本日のコーヒーSは65NTドル(175円)でした。
 なぜかユウ&リョウが「チカチャンは<チ>がつくからチクワから生まれた」と言い出しました。なんでチクワ…。「ケイクンは毛糸から生まれたとよ」「パパはトマトから生まれた」。子どもの想像力って本当に面白いな。
 姉のインタビューが終わるころ教員室に戻りました。「さぁ行きましょうか」。美人の鄭先生が台南で一番と評判の小龍包の名店で、小龍包づくりをアレンジしてくださったのです。さーて、ここからが私にとっては本番です。
 南台科技大学 http://www.stut.edu.tw/
 台南章成麦芽餅 http://www.ccfood.com.tw/