多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

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お誕生日、78年生まれパパのつくったケーキ

 インド初の友Mさんが頼んでくださり、3家族10人分のバースデーケーキを作りました。とはいえ大きなケーキを運ぶのは…うーん、まだ35℃を超える暑さ、ちょっと自信がありません。パーツを用意して当日、会場で仕上げてもらうことにしました。ビスキュイ・ア・ラ・キュイエール(絞り出しスポンジ)に旬のライチと桃のムース、洋ナシのコンポートを巻き込んでもらうことに。あとは私が単に作りたかったプラリネ入りシュークリームに桜あんぱんを添えました。クリームは絞りだし袋に詰めて用意しました。2歳を迎えた主役・H君とY君はうさぎどし生まれだから、うさぎのサブレもつけました。あとは好きなようにデコレーションを楽しんでもらえたら…。
 Mさんが11時半ごろ、取りに来てくださいました。ああしてください、こうしてくださいと細々説明します。「大丈夫かな」とちょっと不安そう。遠隔操作しますから!といったものの、ちょっと心配だったのは事実です。だって「パパたちに仕上げてもらいます」とのことだったので。
 おせっかいな心配は杞憂に終わりました。届いた写真を見るとまあ、78年生まれのパパさんが奮闘、見事にケーキに仕上がっていました。シューもちゃっかりのっけて、マンゴーたっぷりで。いいな、いいな、パパの作ったケーキ。ちゃんと成型したのを買うよりずっと、子どもたちは喜んだのではないかしらん。って、自分の手間を省いているわけじゃ、ないのですが。やっぱり作る喜び、作りたてのおいしさを味わってもらいたいから。感動しました。「パパ達にデコレートしてもらったら、ドーーンと、豪快?!になりました」とのことでしたが、世界にひとつだけのパパのケーキ、最高の誕生日じゃないでしょうか。
 「とても美味しすぎるケーキにクッキーにシュークリームにあんぱんまで・・・あまりにも美味しくて、お上品で、お宅へ行けば買えるのか?エンポリオ(高級モール)で商品としておけばいいのに、など、皆さんご満悦すぎてため息がでるほど、意見が飛び交いました」。うれしい言葉の花束、ずっとずっと忘れないでいよう。心より感謝します!