多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

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あと3回の昼飯〜岡山・日生の「上内」

6:40am、ラストジョギングへ。7:30開店のパン屋さんをめざして卒業した中学校界わいを7キロ、ペタペタ走りました。ちくわがウインナーのごとくのっかったパンなど片っ端から7人分を買って1600円、帰り道は一刻も早く食べさせたい、いや食べたいがため猛然と2キロをダッシュです。こういうときのスピード、なぜ普段は出せないのだろう。
お昼は日生の割烹「上内」です。母の一周忌法要の食事会でした。いつも母や祖母のことでくるたびに寄る店です。タコの甘露煮がふっくらとありえぬやわらかさで感動しました。久々にいただいたシャコも、お刺身もお魚によって歯ごたえの違いが計算された一皿でした。シラコの天ぷらに茶わん蒸し、メバルの煮付け...どれもこれも漁師町にありがちな豪快&新鮮さ頼みではなく、そのうえさらにちゃん仕事と計算がされた料理、本当に得がたいです。カキオコに並んでいる人たちを見ると、みなさーん、こっちにきてくださーい、と声をかけたくなるのでした。
母の法要はまたしても雨でした。「私は運がない」とぼやく母の顔が目に浮かぶようです。ふとんを干そうとしたら晴れなかったり、料理を頼んだら1人だけ遅かったり、そうした小さなことを運がない、とよく言っていました。でも、お母さん、やっぱりカラ元気も元気のうち、だよ。運がないというからますます運がなかったような気になるのじゃないかなあ。ま、母が運のなさを掃除機のごとく吸いとってくれたおかげで、私はその分、スーパーウルトララッキーな人生だから、うんと感謝しよう。何かパチンコ屋みたいですが。
ご住職がお経を読むのにあわせ、輪唱するようにマネて唱える丁稚ケイの声がお寺に響きました。もう少し、見せたかったなあ、成長を。