マンゴーもち米デビュー

午前8時、ひとりでUFMフジスーパーへ。駐車場に製菓材料店があると聞いて突入です。業務用の包材が山積みです。ヴァローナのチョコはありませんでしたが、フィラデルフィアのクリームチーズの特大2キロ入りを発見、700バーツ（2100円）、まあ悪くありません。そもそもインドではフレーバーのないふつうのクリームチーズそのものを見かけないのです。おまけでレジに並んでいたらタイの揚げパン、パートンコーのミックス粉を発見、思わず手に。クレジットカードが使えずあまり買えませんでしたが、次は1000バーツ札を握りしめて来よう。
すぐ近くの病院へ暴れん坊のケイ連れで行ってくれた相方ユウサンの好意を無にすまい、そうだエンジョイだ、と、気づかって病院に駆けつけることなくホテルへ戻り、ジュネーブでお世話になったトシさんと再会しました。近くのコジャレオーガニックなbicycle cafeへ。ストロベリーバナナシェイクがいいあんばいです。
ケイをピックアップしたら、今春からバンコク勤務となったトシさんの案内でバンコクのデザート行脚です。「いま来たのなら、ぜひ」と、力説され、マンゴーのもち米添え、というかもち米のマンゴー添え、というか、をパクッ。うーん、不思議…。
チャオプラヤー・エクスプレス・ボートに乗って王宮前へ。買い出し3回目にして初めて食べる、買う以外の行動をしたような…。バッサーン、ザッバーン、対岸に並ぶ各宗教のお寺を眺めながら、水しぶきが気持ちいい。チケットもぎりのお姉さんが使っている円柱形のブリキ？ケースがなつかしくて、初めてバンコクを旅した学生時代を思い出しました。バンコクのバスと言えばコレで、まだ現役なんだな。うれしくなりました。タイシルクよりこのブリキケースを分けてもらい、シャカシャカ鳴らしながらバンコク乗り物ごっこしたい。
王宮前の凧揚げを眺め、鉄ちゃんケイのために国鉄の駅で電車を見物してから晩ご飯です。バンコクの銀座、タニヤ近くの「味里」へ。お寿司も天ぷらもトンカツもあるオールラウンド系、あんまり期待できないかな…。でもメニュー表にあった「驚異のSPFとんかつ」、ホントに驚異だったのです。ロースLサイズ300バーツ（900円）で、ジューシーでリーズナブル、子連れにももちろんやさしい。日本で食べても感動するわー。4人で何回、おいしいね、を言い合ったでしょうか。レベルが高すぎるっ。期待しなかった不明を恥じました。バンコクおそるべし。
シメにアイスクリームチェーンSwensen'sで、期間限定マンゴーもち米のパフェをいただきました。トシさんとユウサンはイケる、とのことですが私はやっぱりごめんなさい、甘いコメが…。おはぎは許すというか大好きなのに。ゴメン。

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新刊「パリのチョコレート レシピ帖」はおかげさまで増刷されました。春も「パリチョコ」、引き続き熱烈よろしくお願いいたします。

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