ゼッケン受け取り〜カフェ「デュオ」〜サンジェルマンで撮影〜ビュット・ショーモン公園でピクニック

午前10時半、お世話になったレイコ先生のレッスンを受けるミキチャンを送って16区の先へ。そのあとサッカーのパリ・サンジェルマンのホームであるパルク・デ・プランスに向かいました。サッカー観戦…ではなく29日に出場する15キロレースのゼッケンを受け取りに来たのでした。開場時刻のほぼ12:00に着いたのですがもう行列です。タイム計測のチップ付きゼッケンをもらい、参加Tシャツも。スポンサーからのプレゼントに老舗紅茶店クスミティーの別ブランド「ラブ・オーガニック」のハーブティーが入っていたのがパリらしい。お子さま御用達HARIBO、どピンクなグミも発見。これ食べて走れってことか…。
わっせわっせとパリ横断、オベルカンフまで移動します。ギャラリー＆カフェ「デュオ」へ。パリ在住のオーボエ奏者ナオコさんが紹介してくれた料理家マオリさんがオープンキッチンに立っていました。ベリーショートがよく似合うクールビューティーにひとめぼれです。前菜のラタトウィユは「野菜がとれたよ、とたくさんもらった時に作った味がする」と昨夜、東京から到着した編集の青田さんの言です。野菜たっぷりで、素材が生きている感じです。木曜名物ベジバーガーもめくるめく野菜の共演で、付け合わせも含めて2日分ぐらいの野菜になりそうです。ブラウニーは卵不使用なのにしっとりふわふわ、作り手のアミさん取材もワクワクします。
午後にはオデオン近くのショコラティエ「アン・ディモンシュ・ア・パリ」で雑誌の撮影です。まさかパリのパッサージュで写真を撮ってもらえる日が来ようとは。斜め上を見上げると泡沫候補の選挙ポスターみたいだし、いやはや何とも被写体として申し訳ない。挙動不審、ムズムズしますが、お声がけくださって感謝です。
午後6時半、ビュット・ショーモン公園そばのマオリさん宅で取材です。感度の高い若い人たちに人気のエリアで、元は芸術家のアトリエだったというアパルトマンも個性的でかっこいい。絵になりすぎて興奮します。
カフェでの仕事を終えたマオリさんがちゃっちゃと作ってくれたタブレ、サラダ、サーディンのせバゲットを持って公園へ。オーボエ奏者のナオコさんが益子焼のお皿とパリのアンティーク皿を両手に持って芝生を進みます。まわりのパリジャンはポテチにコーラ、せいぜいハムとチーズとバゲットですから、大注目されていました。いいな、いいな、何とも幸せでうれしいな。曇り空ですが何とか雨が降らずにホッとしました。
撮影も無事に済み、公園を突っ切ってマオリさん宅に戻っていたら、木々の緑の上から煙がモクモク昇っています。おや？近づくと子ども用遊具がある広場のあずまやが燃えていました。うわー、さっき通ったばかりなのに。しかもロープも何も敷かれておらず、近寄り放題です。元職の習性か、にじり寄ってパチパチ写真を撮っていたら、あきれた青田さんに止められました。「タダサン、そろそろ行きましょう…」。いやだって、せっかく炎、上がっているしー。煙しか写っていない写真ばかりを撮っていた新人記者時代を思い出しました。
☆7月19日(土)18:00-、東京・紀尾井町のCOOKCOOPでのイベントはおかげさまで満席となりました。キャンセル待ちを受付中です。詳しくはコチラ→夏のフレンチ・簡単レシピ10～人気料理本『パリの小さなキッチン』より～ - COOK COOP | Doorkeeper
☆7月13日（日）11：30−、大阪・なんばパークス産経学園でイベントをします。パリ取材から帰りたて、パリのおいしいもの直送です！詳しくはコチラ→産経学園