インド走友会スリランカ合宿２日目

　コロンボの空港から一番近いリゾート・ニゴンボで朝を迎えました。プールサイドの部屋だったのはいいのですが蚊がブーン…。まもなく4歳になる丁稚ケイをユウサンに託し、グースカ寝てやるーとウキウキランランだったのですが、もっと小さな敵がいたか。
　午前6時半、ホテルのロビーに集合しました。砂浜でストレッチをし、記念写真を撮ってからランニングスタートです。インド走友会の競技部長（と勝手に任命）Ｔさんが事前に調べてくれたコースは「ラグーン１周４０ｋｍ」でした。「２日で３０ｋｍ」を掲げた私もひれ伏すツワモノぶりです。「走れと言われたら私は走りますけれど…」。うーん、暑さと相談だな。
　ホテルを出て５．５ｋｍほど走ると魚市場にたどり着きました。うわー、あれはマグロかな、カツオかな、エビもカニもあるー。興奮しました。これでアナゴを焼く香りでも漂ってくれば、故郷の岡山・日生の魚市場とまんま同じだわ。お客はみんな真剣で、ワイワイ殺気立っていました。
　もう３０℃ぐらいでしょうか。日本の７月３０日のような懐かしい暑さです。そろそろ真夏感が満ちてくる太陽と湿気で、インドのカラカラ４４℃とはまた違った汗がどっさり流れます。
　ここで引き返す人とさらに先を行くチームに分かれました。それぞれのペースで走れるのがランのいいところです。３０ｋｍを宣言していた私はヘロヘロですが、さらに６キロ先にあるスリランカの名建築家・ジェフリー・バワの手によるホテル「ジェットウイング・ラグーン」をめざすことに。水を持たずに出てきたことを悔やみましたが、何とかたどり着きました。
　私とＹさん、Ｎさんは３人でオートリキシャーで帰路に。合計１１．５ｋｍでした。なんだ、結局、引き返した組と同じ距離に終わったのでした。残る４名はさらに復路も走って２３ｋｍ達成です。すごいー。
　午前９時、ホテルの朝食ビュフェに駆け込みました。やっぱり紅茶がおいしくて輝いていました。

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