多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

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インド走友会コーヒー部<下>

 「水平シャープ!」が合言葉、コーヒー部員7人が3チームに分かれ、3種類の豆を網で煎りました。できたてのコーヒー豆で一杯ずつ淹れるとさぞやおいしいだろう…と、うきうきしていたら、コーヒー部長・Yさんが言いました。「新しい豆は難しい。少しおいたほうがいい」。そうなんだー。というわけで1杯目に登場したのは、Y部長が前日、煎っておいてくれたインドネシア・バリ島の豆です。うわー、すっきりー。雑味がまったくない、クリアな味わいです。感動しました。タンザニアの豆は苦味と酸味のバランスが絶妙でした。コロンビア産の豆はシャルマさん(と私)が煎ったので「シャチョーコーヒー」と名付けました(シャルマさんが社長なので)。すっきり飲みやすく、まろやかな味わいです。「さすがシャチョー」「コスト高いぞー」と言いつつ飲み干しました。インドネシアの豆は浅煎りです。Sさん夫妻が担当したので「ロイヤーコーヒー」(夫婦で弁護士さん)と勝手に命名です。「ロイヤーコーヒー…あんまりおいしそうじゃないなあ」「シャチョーよりコストは上だ」などと軽口を飛ばしつつ、軽い感じで飲めました。ああ、幸せ。
 コーヒーの合いの手は私が用意したスモークサーモンのサンドイッチやあんぱん、シャルマ社長が持ってきたおせんべいでした。とりわけ秀逸だったのはY部長が朝、焼いてくれたパンです。口にしてたまげました。お、い、しー。素人っぽさがみじんもない洗練された味わいで、思わずひれ伏しました。さすが焙煎男子、センスのいい人、こだわりのある人って、何をやっても決まるんだな。顔を洗って出直しますっ。