多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

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ノーザンホースパーク・ハーフマラソン完走

北海道・苫小牧のノーザンホースパークを午前11時、走り始めました。 牧場を出てまた見渡す限りの牧場、農道を走ります。ランナーの波は途切れずいい感じです。一人旅になると本当につらいので。青空も緑も道ばたのタンポポも、でっかいどうー。本当に気持ちいいなあ。黄色と緑のじゅうたんを駆け回ります。ちょっとアップダウンがありますが、とても走りやすい。
「ピッグファーム」と書かれた看板あたりはさすがにそれらしい香りがありましたが、それさえもほのかでかぐわしく、いとおしい。インドの豚って匂いすぎだわ。
沿道の応援はボランティア以外、時折、農家の人が出てくれているぐらいで正直、寂しかったのですが、1キロごとの表示板の下に、ゲストランナーの応援メッセージがあって毎キロ、読むのを励みにしました。「あなたが一番、輝いている」といった照れる言葉がスーッと、心にしみていくのもレース特有の心理現象、だな。
10kmを過ぎるといくらきれいな景色でも、変わらないとつらいー。やはり途中で飽きました。中盤まで1キロ5分45秒ペースをキープ、久々にハーフ2時間切りなるかもー。ゴー!と1人で叫び、盛り上げます。
ラスト2キロでペースダウンするのは不治の病でしょう。今回は給水所ならぬ給乳所が最後に現れるはずが、シャイ過ぎる?道産子ボランティアが奥のほうに引っ込んでいるものだから受け取れなかったのです。心がポッキリ折れると、たちどころにしおしおのパー、です。
ああもうギリギリかもー。最後に丁稚ケイが現れ、カーチャンやったよー、と肩車して感動のゴール、、する予定が、いつも通り結局、だれにも見られたくない鬼の形相、息も絶えだえでのフィニッシュでした。ちなみにケイは大道芸人から風船をもらおうと並んでいて、ハハのレースなどお構いなしだったそうです。
記録はグロスで1時間59分35秒、ネットで1時間59分05秒でした。やったー、おそらく5年ぶりに2時間切りです。タイムはともかく元気で走れること、本当に幸せです。すべてに感謝します。