cuocaのテイスティングチョコレート

　チョコレートが日本に伝わったのは、鎖国の１８世紀末の長崎、という説が有力らしい。「チョコレートの文化誌」によると、「しょくらとを」と呼ばれ、精力増進の薬だったそうです。目的はともかく「しょくらとを」、やさしく甘く響きます。
　ネットのお菓子材料店クオカで今回頼んだ品々の目玉は、テイスティングチョコレート[C]クオカ、１１２０円です。クオカが選んだ１０種類のチョコを食べ比べました。どんなタイプの人に喜ばれる味かな、と想像しながら。
1.VALRHONAアラグアニ[スイート72%]クセあり。野性的な彼に、小悪魔的な魅力で迫りたい時の勝負チョコかも。
2.VALRHONAカラク[スイート56.5%]最後に舌に残る酸味、１よりはおとなしい味。渋い上司に喜ばれそう。
3.OPERAカルパノ[スイート70%]ほどほどに、ほろ苦。お父さんへ。
4.OPERAディボ[ミルク40.5%]マイルド。お子ちゃま向き。
5.WEISSアカリグア[スイート70%]素直な味。ちゃんとハンカチ持ってそうな人に。
6.WEISSホワイト[ホワイト]乳たっぷり、やさしい味。生徒会長へ。
7.EL REYサンホアキンD[スイート70%]おー、後を引く渋味。ヘ理屈コネオ君を黙らせる味。
8.BARRYミアメール[スイート58%]割とあっさり。気取らぬ相手に。
9.callebautセミスイート[スイート60%]万人向け。無難路線ならコレ。おじいちゃまにも。
10.Carmaミルク[ミルク36%]ねっちりノドにからまる。シャツボタンを一番上まで止めているような真面目さんに。