クリのお菓子

　秋らしくクリのお菓子です。ヘーゼルナッツ味のダックワーズ（泡立てた卵白の焼き菓子）３枚に、クリのムースを段々にサンドイッチしてドーム型に。間にマロングラッセも潜ませ、大きなモンブランのような感じです。クリームを平たいナイフでお尻ペンペンし、グレかけた少年の髪のよう。マロニエのイガのつもりかしらん。仕上げにチョコレートをスプレー。トーロトロのチョコの液を霧吹きでシューと吹き付けるのですが、この電動チョコ霧吹き、飛び散る上にブブブーと大きな音。実習室は工事現場状態でした。マロニエ（marronnier）はパリの街路樹ですが、クリとは別物です。今回つくったのはクリのお菓子だから、マロンの木、という意味でしょう。紛らわしいな・・。シェフから「クリーム盛りすぎ」と注意されました。余るのがもったいなくて、いつも大盛り気味な私です。