オランダのパンケーキ

オランダの「パネクックン（Pannekoeken）」といわれるパンケーキは、クレープより厚くてホットケーキより薄い感じ。デザートにしたり、ベーコンやチーズをのせておかず風にしたりするのもクレープと同じです。ナポレオンに占領された時、フランスからもたらされたクレープがオランダ風になった、ということです。「アンネの日記」のアンネの隠れ家を見学した後、同じプリンセンフラハト通りにあるパンケーキ専門店「パンケーキ・ベーカリー」へ。運河沿いで間口がとても狭く、うなぎの寝床の店内です。１７世紀、間口の広さで税金が決まっていたからだとか。シロップと砂糖のみのシンプルなパンケーキ４．９５ユーロ（６８０円）。宿のおかみさんからは「あそこは団体客用で高いしイマイチでしょ・・」といわれましたが、素朴でイケます。パリから来た身には安く感じました。カフェラテが２ユーロで座って飲めるなんて、パリではありえませんもの。