多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

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パリからの旅

パリ発AF226、デリーへ

シャルルドゴール空港ターミナル2EのMブロックに2時間前にたどり着いたはいいものの、何もなくて時間を持て余しそう…。心配は杞憂でした。キャビアバーにラデュレ、ラ・メゾンドショコラ、スターバックスにパン屋PAULもあり、十分でした。ラ・メゾンドショコ…

パリ3日目〜セーヌの流れに身を任せ

セーヌ川観光船バトー・ムーシュは大人13.5ユーロ、子ども(4〜12歳)6ユーロでした。窓口でチケットを買い、15分ほどで乗れました。遊覧そのものは1時間ぐらいのようで、日本語オーディオはありませんでした。10:00〜23:00、4〜9月は20分おき、そ…

パリ3日目〜買い出しラストスパート

月曜日の午前6時、ようやくジョギングへ。エッフェル塔のまわりを8kmほど走れました。午前7時の開店と同時に、これまた10年来の行きつけパン屋「Julien(ジュリアン)」でパンオショコラを買ってホテルに戻りました。 旅の道連れユウサンは石畳を歩かせ過…

パリ2日目〜ル・サロン・デュ・ショコラへ

10月30日の日曜日、パリ2日目。まだ暗い朝8時ごろ、ラスパイユのビオ(有機)マルシェへ歩いて向かいました。あれえ、開店準備中のところが多いなあ、遅いなあ…。何のことはない、きょうから冬時間になっていたのでした。1時間早く始動してしまい、道連れのユ…

パリ3泊買い出しスタート

エールフランス225便で29日午前6時半、パリ・シャルルドゴール空港に着きました。デリーとの時差3時間半、フライト8時間半は成田行きとまったく同じで、日本からパリへ行くことを思えばやはりラクです。二階の出国ロビーに上がってフランス版キオスク「Relay…

*[チョコレート]デリー〜パリ、AFビジネスがオトク

デリー発パリ行きのエールフランス(AF)はあっさり、席が取れました。インドの正月・ディワーリー(今年は10月30日)時期だから混んでいるかなと思ったのですが、テロの影響でしょうか。復路(パリ〜デリー)はビジネスクラスにしました。デリー〜成田のJALエコノ…

成田〜デリー

デリー便に乗る朝、ホテル日航成田の冷蔵庫・冷凍庫に預かってもらっていたものを詰め直します。今回は肉・魚は運ばないと決めていたのでドライアイスはなしです。大阪・中津でパンとお菓子のアトリエ「tricoton(トリコトン)」を開くMさんのはからいで、生ク…

パリのサロンで慈善コンサート

「和のおやつコンサート」を昨秋、開かせていただいたパリ9区のサロン主宰者・リシャールからメール。4月1日午後8時より、日本人フルート奏者らによるチャリティーコンサートを開くそうです。フランスの友人・知人からもたくさんメールをもらいました。よく…

40歳、初めて命を授かって

12月27日更新のasahi.comコラム「論より、おやつ。」では授かった命について書きました。まだ不安も大きいですが、たくさんの方から励ましのメールをいただきました。我がことのように喜んでくださったり、無謀しがちな?私の身を案じてくださったり…。本当…

特急タリスでアムステルダムへ

パリ北駅からアムステルダムへ。フランス国鉄(SNCF)のサイトでチケットを買いました。79ユーロ(9400円)とリーズナブルだったので1等にしました。アイスランドの火山灰に降られた4月、独ケルン行きタリスに乗って以来です。午前8時25分発でしたが40分ほど…

タルト・タタンのふるさとへ(4)

お待ちかねのタルト・タタンは日本ではゆうに2人前はありそうなサイズでふるまわれました。直径30センチはありそうです。タルト生地を重ねたあと、どうやってひっくり返しているんだろう。ほんわかあったか、やわらかくてやさしいママの味でした。大きいよう…

タルト・タタンのふるさとへ(3)

ゆっくりメーンのイノシシをいただいてからチーズ・ワゴンがゴトゴトと登場です。あーたまらない。またしても暴走して本能のまま「右から左まで全部いただきます〜」などと言ってしまいそう。さすがに主役ともいうべきタルト・タタンが控えています。自粛し…

タルト・タタンのふるさとへ(2)

オテル・タタンはいかにも田舎の宿でした。観光客もそれなりにやってくるのでしょうが…日本ならばタタン姉妹グッズとか土産店で町おこし、なんて狙っちゃいそうですがココはフランス、素朴そのもの。期待通りです。案内された部屋の隣は大広間で、20人ほどの…

タルト・タタンのふるさとへ(1)

ちょうどリンゴのおいしい季節。「タルト・タタンのふるさとへ行きませんか?」。料理ジャーナリストY子さんの提案に飛びつきました。リンゴを焼き始めてからタルト生地を敷き忘れたのに気づき、慌てて上からタルト生地をかぶせたらめっぽうおいしかったこと…

パリで「ピアノ×オーボエ×和のおやつ」

パリ在住のピアニスト・中本陽子さんとはメールをくださったのがきっかけで仲良くなりました。初対面は2年前、コンサートで演奏中の彼女でした。オーラただようアーチストぶりにドキドキしたものですが、ひとたび舞台から降りれば何ともいい飲みっぷりのきっ…

朝マカロンで即興ポエム

仏ピレネー地方の民宿では、午後2時半から午後7時半までえんえん5時間!料理教室でした。宿のマダムはパリと地方を行ったり来たりしているようです、マカロンは「(三ツ星シェフの)アランデュカスのやり方でやるわよ!とのこと。アーモンドパウダーと粉砂糖…

ひなどりのロティ

ピレネーでも民宿に泊まり、料理教室をしてもらいました。ランチは村の中心部にある「オテル・ド・フランス(hotel de France)」で。「ロジ(Logis)」という宿泊施設付きレストランが登録された連盟があって、「かまど」の数でグレードを示しています。た…

芸術家の宿

仏バスク地方、ビアリッツの民宿「アリマ」は人気があって満室でした。「私たちの宿より本当はもっと値段が張るのだけれど、同じ額で」と案内されたのが、彼らの友人が営む宿「Nere chocoa」です。ご主人は芸術家で、腕に刺青が・・。「アリマ」とは対照的に…

バスクに沈む夕日

仏バスク地方の民宿「アリマ・ビアリッツ」を営むアニーは夕食前、夕日の名所に連れて行ってくれました。長いカウンターが高台にあって、見晴らしは最高。地元の弱発泡酒チャコリとタパスで乾杯です。たくさんの人が集まってきて、グラスを傾けていました。 …

民宿アリマ

南仏ビアリッツの中心部から2キロの住宅街にある民宿「アリマ」は、アニー50歳、マルク56歳のカップルが営んでいます。もうそれぞれに孫がいるときいて仰天。人生早送りやなー。アニーのお母さんはスペイン人だそう。笑顔が最高にやさしくて、いっぺんに好き…

老舗のサロン・ド・テで

高級保養地ビアリッツで、広い広い大西洋を前に叫びます。「海が好きだー!」。お約束の砂浜ダッシュも欠かせません。瀬戸内育ち、やっぱり水辺は安心します。永遠の?旅の友R子さんたちと言い合いました。「時間が足らないねー」。すぐそばのスペイン側にも…

ガトー・バスク考

パリ・マラソンを走った翌日から火山灰が降り出す前日まで、旅していたのがフランス・バスク地方でした。バスクといえば、ガトー・バスク。中心都市バイヨンヌ、高級リゾート地ビアリッツとガトー・バスクを食べ歩いた結果、旅の友にして製菓衛生師のR子さん…

南フランスへ

パリ・オルリー空港からフランス南西部・ルルドへ。エールフランスはちゃんと機内食もおフランスでした。小さなパン・オ・ショコラが渡されました。日系エアラインで大福が出るようなものかしらん。機内サービス有料のところが多いなか、さすが食い意地の張…

送別のシュークルート山脈

7月6日更新のasahi.comコラム「論より、おやつ。」では、アルザスのシェフの絶品シュークルートについて書きました。何というか、いま思い出しても夢のように、しみじみおいしかったのです。レストラン経営を終えるシェフと、これから京都で新たな一歩を踏…

いとしのヴァシュラン

シャトーホテル「ル・パルク(Le parc)」でも、「日本女子的カワイイ論」でひと騒動ありました。アルザス料理店を計画するA子さんが、売店で売られていたたまごの置物を「カワイイ」と言ったからです。M子さんと叫びました。「ダメッ!」「気は確かですかっ…

アルザス風ジャガイモのおやき

ストラスブールからも近いオベルネ(Obernai)は電車でも行けるので、自力でたどりつけそう。シャトーホテル「ル・パルク(Le parc)」にあるレストラン「ラ・スチュプ(La stub)」に連れて行ってもらいました。スーツをびしっと着た支配人もご登場。インテ…

骨はあるべきか否か

陶器村のスフレンハイム(Soufflenheim)では私もちょこちょことクグロフ型などを求めました。備前焼の町生まれのDNAか、なんだかワクワクします。大きなベッコフ(ワイン煮の肉じゃが)型が少し傷が入っているだけで10ユーロだったり。産地ならではのお買い…

アルザス流ポテトサラダ

ドイツ語の親せきのようなアルザス語は読めません。旅の友でドイツ語通訳M子さんに助けてもらいました。写真はニーダーモルシュヴィール(Niedermorschwihr)村の青い壁の料理店の「Schiffala」。12・1ユーロ(1600円)。なんと発音するのでしょうか、シ…

アルザス名物・お肉のロールケーキ

とにかくアルザス名物を食べつくそうとがんばりました。ニーダーモルシュヴィール(Niedermorschwihr)村の青壁の料理店で頼んだのは「フライシュネッカ(Fleischnaka)」です。11・6ユーロ(1600円)。もともとはポトフなどの残り物の肉に玉ねぎやにんにく…

アルザス名物・たまねぎタルト

ニーダーモルシュヴィール(Niedermorschwihr)村のレストランへ。青い壁が目印の「カヴォー・デ・シュヴァリエ・ドゥ・マルト(Caveau des chevaliers de Malte)」です。「マルタ島の騎士の酒屋」という感じでしょうか。ここもやっぱり、とても田舎風のし…