聖夜のフライト
「クリスマス休暇は何するの」というのが挨拶がわりでした。語学学校で同じクラスだった韓国・プサン出身の女の子は「キムチを漬ける」と言ってました。パリに来て2年。去年もこの時期、白菜5キロを漬けたそう。パリも寒いから、キムチを漬けるには向いていそう。プサンでは自分で漬けたことなかったけれど、と彼女。熟成がうまくいかないのよ、と照れ笑いしていました。でもえらいぞ。ボーダレスの時代、食にこそ、アイデンティティが宿るのかも。
などと思いつつイブの日、シャルルドゴール空港から旅立ちます。ひょっとして機内食にはフォアグラとかブッシュドノエル(薪型のケーキ)が出るかも、出るといいな、出て!。と活用させてどうする。写真はストラスブールのクリスマスツリーの「根元」。かわいいおうちが並んでいました。