バスク料理の人気ビストロ

　歩いて２分の近所にあって毎日前を通るのに、いつも満席なので行けずにいたビストロ「ル・トロケ（Le troquet）」へ。仏南西部・バスク地方の料理です。テーブルクロスがバスク布、素朴な赤色がかわいい。午後８時に予約しましたが「２２時までね！」と念押しされました。２回転させるらしい。まぁなんだか威勢はよくておいしいのだけれど、ちょっと落ち着かない日本の居酒屋と同じ。給仕もパリとは思えぬテキパキぶり。席まで持ってきてくれた黒板メニューもさっさと取り上げられてしまいました。ち、ちょっと待て・・。ま、なかなかオーダーも取りに来ない店よりは、いいのですが。あっというまに満席に。
　３０ユーロと３８ユーロの献立がありましたが、お任せの３８ユーロ（５３００円）に。６品が「少しずつ」食べられます。といっても日本サイズから見ればどの皿も、十分すぎる量ですが。ヒヨコマメのスープ・フォアグラのせ、特産の生ハムと赤ピーマン、エイのソテー、牛レバー、壺に入ったプリン、イチジクとプラムのパイの計６品。皿の飾りにちょこっとのっかった粉末赤唐辛子をなめたりして、気分はバスクなのでした。
21 Rue Francois Bonvin, 15区　日月祝休み、01-45-66-89-00 12:00-14:00、19:30-23:00