香港やぶれかぶれサブレ

28日更新のasahi.comコラム論より、おやつ。では香港で乱れ飛んだダジャレ＆言い間違いについて書きました。Ｔ子さんがランチを予約してくれた有機農場は、深センに近い新界・元朗にありました。香港島・天后からバスに乗って1時間ほど。トンネルの前で降りると農場主・黄さんがバンで迎えにきてくれました。屋号は「緑色人間」。なんだか体によさそう。私の知っている香港とはまた別の顔。のんびりした南国の農村といった風情で、きゅうりもウリもモリモリ元気に育っていました。総勢7人、畑を眺めながら豆乳で乾杯です。次に出てきたカボチャとくるみのスープが香ばしくて、滋味深い。見ると黄さんの娘さんが台所に座り込み、ゴリゴリとくるみをつぶしていました。作り方を聞いたら「カボチャとクルミだけ」なんだそう。自然はエライなー。全7品、野菜づくしのランチは78香港ドル（1000円）でした。我が胃袋に向かって日ごろの悪行の罪滅ぼしをしながら、もっと程度の低い「言い間違い」が飛び交ったような気もしますが失念。あっ、パキスタンのカラチと唐津がどうのこうのと言っていたっけ。