バスクのピリ辛そぼろ
南仏バスク地方を旅して覚えた新しい味が「アチョア」です。建築家のご主人と、介護福祉士のような仕事をする素敵な夫婦が営む民宿「Arima Biarritz(アリマ・ビアリッツ)」での夕食で出されました。アチョア(Axoa)とはバスク語で、「細かく刻んだもの」との意味。薄切りタマネギ、ピーマン、ニンニクを炒め、そぼろ肉を加えて弱火で煮込み、地元産トウガラシ(エスプレット)をふればできあがり。地元ではおイモかコメを添えていただくのが定番だそう。「ピリカラでごはんにあいそう」と私たちは小躍り。作り方を教えて、というと、「この本に載ってるよ」と、指さされたバスク料理の本を譲ってもらいました。
5月にアトリエで開いた「1日バスク食堂」などで、本を見ながら再現。召しあがっていただきました。何人もの方が「家でも作ってみました!」と言ってくださってムフフ。「でも、同じ味にならない…」とのことでした。おそらくトウガラシが、バスクのものかどうかの違いでしょうか。でもおいしいに決まっています!
Arima Biarritz http://www.arima-biarritz.com/