「タパスの王様」の食卓

　民宿「Arima Biarritz（アリマ・ビアリッツ）の主人マルクは「タパスの王様」。旅行雑誌に見出しが躍っていました。「シャンブルドット（民宿）の朝食コンクール」で３位をとった記事でした。
おおー、かっこいい。お宅もそうですが、お皿も知り合いの陶芸家に頼んだ特注品でまとめていて、とってもおしゃれ。思わず連れて帰りたくなり、工房まで訪ねようかと思ったほどです。時間もなく断念。1か月旅行が始まったばかりで、買えるはずもなかったのですが…。
　タパス王の晩餐はこうでした。一品目、地元バイヨンヌ・ハムの下に緑パプリカを敷き、地元唐辛子「ピマン・デスプレット」をひとふり。トースト。２品目はカボチャのヴェロテ、串に刺した豚肩肉（生ベーコン）添え。ほんの少しオリーブオイルを垂らしてどうぞ、と言われました。オリーブ油もこだわりがうかがえる品で、どれもこれもマネしたくなりました。しゃ、しゃれとるなー。