エッフェル塔近くのビストロ「Le casse noix」

　「和のおやつ」実演を昨秋、させていただいたパリ日本文化会館のスタッフＫさんと再会。エッフェル塔に近いビストロ「ル・カス・ノワ」へ。バギーもろとも突入です。「くるみわり」なんて素敵な名前だな。入口にカウンター、古い時計、隣の席と肩がふれあうほど狭いテーブル、おしゃべりでガヤガヤとにぎやかな店内…絵にかいたようなパリのビストロです。でもどこかすっきり清潔感もあって、いまどきな空気も漂います。シェフは私も大好きな14区にあるビストロ「ラ・レガラード」出身とか。なるほどね。
　レガラード流、パンと一緒に食べ放題のパテが出てきました。ここでいきなりパテとパンを食べまくるのでした。後の食事を考えるとほどほどにせねば。といいつつ手が伸びるのですが。私は日替わりのお決まり、2皿で20ユーロ（2100円）に。前菜はムール貝です。20個近くあってうれしい。前菜ですよ、前菜で。別添えのカリカリのタマネギ・トッピングもおいしい。貝のだしに少しなじむとオニオンスープみたいでまた最高です。パンを浸して食べましたが飲み干したくなりました。
　メーンは豚のローストです。食べごたえがあって、お手頃、雰囲気もよし。とても気に入りました。また行こうっと。
Le casse noix http://www.le-cassenoix.fr/