ワンダフル・ペーパータオル

　ラップやアルミ箔など、日本製の台所消耗品って見せたくなるデザインがありません。いや、それほどこだわりがあるわけではありませんが。でもお菓子の撮影をしようとしてカメラを向けてレンズのハシッコにブツが映ると、どうにも隠したくなるのって、ちょっとチカコサミシイ…、とガラにもなく思います。で、海外に行くたびラップとかスポンジとか買っちゃうのです。
　キッチンペーパーもそうです。ずっと巨大トイレットペーパータイプ（っていうのかな）を使っていたのでデザインもへったくりも関係なかったのですが、ストックする場所がなく、コンパクトなティッシュタイプに。安けりゃいいって感じでした。で、で、ですが最寄りスーパー・大丸ピーコックでひとめぼれしました。「ワンダフル」なペーパータオルです。見てください、レトロなパッケージ。たまりません。ワンダフルですよ、ワンダフル。色合いもすごくおしゃれです。裏のコピーにもやられました。「衛生無比の清潔感は文化生活に欠かす事のできない必需品です」。「衛生無比の清潔感」に、文化生活ですよ文化生活。やたら興奮してしまいました。高度成長、もしくは昭和40年代が香ります。ヤッホッホーと連れて帰って、築40年の台所に置いてみたら…もう怖いぐらいピッタンコ。しかもピーコックに並ぶキッチンペーパー最安値の88円です。
　たかだかキッチンペーパーですが、これを見つけただけで3日はワンダホーな文化生活が送れそう。日本一の紙のまち、愛媛・四国中央市のトーヨ製。ウェブを見ると他にも昭和そのまんまのアイテムが目白押しで興奮しました。
　トーヨ　http://www.toyo-paper.co.jp/