近江屋洋菓子店のモンブラン
asahi.comコラム「論より、おやつ。」終了に際して、たくさんの方から初めてメールをいただきました。もちろんコラムが終わるのは残念でしたが、私としては顔の見えなかった読み手、あらわる!という感じでうれしい。そのうちの1人、スイス在住Tさんと会えることに。米子空港近くのレトロでゆるい食堂を教えてくださったのですが読みながら爆笑。私が発見した米子の「チリヌ」駐車場とも相通ずるワケの分からない面白さだったのです。もっと話が聞きたくて、年末年始の帰国中、おめもじがかなったのでした。
いそいそと本郷3丁目の近江屋洋菓子店へ。 早めに着いて待ち切れず、ドリンクバー525円を2012年初アタックです。うきうき。わ、みかんジュースなんて初めてかも。慌てるでない、と自分に言い聞かせ、まずは具だくさんのコンソメスープに接近です。お玉を握りしめ、スープ鍋にドボンと初ダイブさせていたら、TさんとパートナーのNさんが登場です。あちゃー、すまして座っておけばいいものを。初対面なのに、お玉が片手とは。わたしゃサザエさんかい。何だか恥ずかしい。
3人で米子、香川、スイスという局地的おいしいもの話に花を咲かせました。スイスは学生時代に行ったきりです。スイス育ちのNさんはスーパー「ミグロ」のおやつや、ジュネーブにある「ステットラー」のチョコレートを紹介してくださりときめきました。うひゃー、行くぞジュネーブ。パリからTGVで3時間だし。
モンブランとレアチーズケーキを土産に買って帰路に。合計で630円でした。さんざん来ておきながら近江屋のモンブランは初めてです。スポンジ台にクリの甘露煮のツブツブが挟んであって、マロンクリームに渋皮煮が惜しみなく1個ドンッ。てらいがなくって、しっかりおいしくて300円台で、完全にコジャレ系を凌駕しています。またほれ直したよ近江屋さん…とフォーク片手につぶやくのでした。
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- 作者: 多田千香子
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