台湾へ

　午前8時40分、羽田から台北へ。丁稚ケイにとっては生後3か月で出かけたパリに続いて2度目の海外です。バギーを持っていこうか、どうしようか。直前まで悩みました。台湾は暑そうだし、抱っこひもで乗り切れるかどうか。何よりうっかりんぼな「歩く食い意地」、小龍包のスープをピューッ、被弾させかねません。バギーがあったほうがいいかな…と、直前まで迷いましたが止めました。深謀遠慮があったわけではなく、東京も雨だったのでくじけた、というだけなのでした。自宅から到着空港まで荷物を運んでもらうサービスも利用したかったのですが、どう考えても間に合わず。午前2時からパッキングしているのですから当たり前か。
　台湾に来るのは3年ぶり4回目か…いや5回目です。ＪＡＬ31便はビジネス客でほぼ満席でしたが、隣の席は空いていてラッキーでした。１つ空いた席に着いた台湾の方と思われる男性が「助けられることがあれば言ってください」と言ってくださり感激しました。
　事前にバシネット（ベビーベッド）に離乳食、おむつを申し込んでいました。出てきたのはベビーフード2瓶にＪＡＬよだれかけに加え、オマケでビスケットなどもいただきました。やったー。準備不万端な私、いざというとき使おう。至れり尽くせりで新幹線に比べたらヒコーキは楽勝です。
　機内食は「京風おばんさい弁当」でした。玉子焼におからのサラダ、切干大根、筑前煮、ハーゲンダッツのヴァニラアイスも！途中でぐずり始めましたが絶対に食べてやるー。「5分で食べますから」とアテンダントさんに宣言、早メシぶりをびっくりされつつ完食しました。
　雨の台北・松山空港へ降り立ちました。入国審査を待っていると係員に声をかけられ、優先窓口へ案内されました。よく気づいてくれたなぁ。ありがたい。すぐタクシーに乗り、スイスイ台北駅へ。200ＮＴドル（600円）でした。