デング熱の季節

「デング熱の流行（大使館からのお知らせ）」とのタイトルのメールが19日、デリー日本人会から届きました。8月末から毎年、流行し始め、10月がピーク、11月下旬まで続くとか。今年はもう発症した人がいるそうで、輸血を求めるメールも同じ日に回ってきました。蚊に刺されると発症し、頭痛や発熱、発疹はほとんど１週間で快復するといいますが、まれにデング出血熱に進展すると命の危険にさらされます。相方ユウさんが3年前、発症したのも10月だったっけなあ。潜伏期間をへて帰国したあとに判明、九州大病院の隔離病棟の、さらに2重扉の向こうに隔離されました。おまけに研修医たちが入れ代わり立ち代わりやってきて「いやあ勉強になりました」と枕もとでお礼を言われていました。お役に立てて光栄です、って違うか。でももう珍しい時代も終わりじゃないでしょうか、もはや日本も熱帯ですから。
　ワクチンもないので対策としては「蚊に刺されないこと」に尽きる、と大使館メールにはありました。防御は最大の攻撃、とりあえず蚊取り線香を炊き、虫除けスプレーやジェルを日本製の定番系、インド製ケミカル系、豪州オーガニック製など総動員してさあ来いとばかり塗りたくっていますが、効くのはどの子だー。そしてすぐ塗り忘れそうです。