歩行者天国デーに12キロラン

　土曜日は丁稚連れのラン、思うように走れずじまいでした。デリーハーフをきっかけに、むやみに燃え上がる意味のないラン熱を消すまじと、インド走友会の仲間に教わったイベントに参加しました。「Running and Living」という、インド中でマラソンやランイベントを開いている団体の主催で、出発点はグルガオンのショッピングモール・ガレリアマーケットです。お、しょっちゅう行くおなじみの場所、近いしちょうどいい。4キロコースを1~3周する、とありました。
　車でガレリア近くに着きました。片側車線が車が通行止めになっていて、リーボックのブースなど店開き、お祭りムード満点です。あれ？こんな立派なイベントだったんだ…と思いつつ、出発点を警備の警官に訊きました。「ここじゃない、あっちだ」と言われ、向かった先はメトロのＨＵＤＡ駅近くです。「raahgiri day」との大看板が立っています。ドライバーに「Raahgiri」の意味を聞いたら「Raahは道、giriは分かんね」とのこと。回りを見渡してもランナーらしき人はおらず、校名の入ったＴシャツ姿の小中学生が列を作っています。おかしいなあ、「Running and Living」イベントの看板なんてひとつもないし…。まあいっか、交通規制はされているから走れそうだし。
　ＧＰＳウオッチをオンしてひとり、走り始めました。グルガオン警察のパレードあり、リーボック主催のヨガやエアロビクス（ボリウッドダンスにしかみえない）あり、新聞社提供の無料自転車コーナーあり、どうみても勝手に入り込んでクリケットやバレーボールをする一団あり…。要は「せっかく交通規制しているから、みんなで使ってよし」的イベントなんだな。
　途中で「Running and Living」のサインボードも発見、ノートに名前と連絡先を書いて無事に参加？できました。3周して12キロを走り終えたころにはノドがガサガサ、いっぱい砂を食べたなあ…。名物主催者のラウルさんを見かけたのでお礼を言い、記念撮影しました。
　帰って調べると「raahgiri day」と題するホコテンイベントは11月17日から3月まで毎週日曜、6：00-12:00に開かれているようです。日曜は車がないため基本的に外出しないので知りませんでした。我らが銀座だな、って無理があるにもほどがありますが。なかなか出歩けない街で、日曜限定とはいえ1人でも走れるのは本当にありがたい。また来よう。