関西組に会いに明石〜阪急塚口〜中津
JR播州赤穂線で1時間50分、明石へ。歯科医の友人Yさんのクリニックに行ったあと、夢に向かって爆進する女子たちに会いに遠征です。まずは阪急塚口駅前にカフェとパティスリーを同時オープンするアヤコさんです。イッチョカミ魂で私が店の名付け親になったのでした。それにしても三宮から阪急に乗れただけでうれしい。落ち着いた空気は阪急ならでは、帰ってきたなー。
シアトルの兄貴Eさん、そして新聞女子Mさんがジョインしてくれました。4人で2店舗の物件を見に行きました。まだ前のお店のままでしたが、ここからどんどん自分色になっていくんだな。京都アトリエを開いたころを思い出しました。「たまたま二店見つかって、乗っかろうと」。聞けば聞くほどパワフルです。8歳、5歳、2歳の3男児の母にして、どこにそんな力を秘めているんだろう。教室も開くそうで、次の帰国時には何かさせてもらおう。
夕方にはパン作家のマユさんと梅田で待ち合わせました。彼女の夢の舞台は中津の古いマンション一階で、5坪ほどのスペースです。もう工事が始まっていました。あそこに冷蔵庫、こっちにオーブン、売り場はこれぐらい‥。配管むき出しの空間に透明のクレヨンで夢のちまもなく現実を描きます。ああ、いいなあ、素敵だな。マユさんには私のアトリエでも何度かイベントをしてもらいましたが、ついに自前の場所を手に入れるんだな。
塚口のアヤコさんもマユさんも異口同音に「いっぱい、同時進行で決めることがあるんですよ」と言っていました。そして2人とも、ちょっとドキドキしたような顔をしながら、でももう走るしかないよね、という「腹くくった感」が伝わってきて、素敵でした。私もこんな顔をしていたいな。時間が限られたなかで結果を出す、それが趣味と仕事の最大の違いだと思いますが、でも、新たな一歩を踏み出す人たち特有のオーラに、私もいっぱい元気をもらいました。新聞女子Mさんには「チカコサンがそれ以上元気になってどないすんの!」と笑われましたが。
写真は待ち合わせ前に阪急百貨店で買ったパリ発のパティスリー「パティスリー•デ•レーヴ」のパリブレスト味のジェラート、420円。シューがジェラートにしがみついていました。
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新刊「パリのチョコレート レシピ帖」はおかげさまで増刷が決定しました。春も「パリチョコ」、引き続き熱烈よろしくお願いいたします。
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