フシギな写真

　「慌ただしい朝、すみません。電話いただけないでしょうか・・・」。ランニングサークル・インド走友会の仲間であり、粉遊びの会でもかいがいしい腕前を発揮しているオケイコ男子・Ｒさんからメッセージが。なんだろう。先週末につくったチーズケーキが何か問題でもあったかな・・と、すぐ電話しました。「あの・・どういう切り出し方をしたらいいのか分からないのですが・・・」と、言いづらそうな様子。「足、ないんですよ、ボク」。はああー。思わず大声です。インド走友会では毎回、スタート前に記念写真を撮るのですが、その集合写真に足が写っていないというのです。慌ててipadを開いて写真を探しました。ほんとだー。見事に膝から下がありません。だれかの影に隠れているとか、彼がケンケンをして足を後ろに折っている、というわけでもなく、本当にないのです。どう指をipadに滑らせて拡大してみても、宙に浮いているのです。光の加減にしても出来過ぎです。推定身長180センチ、心優しきラテンなヒゲ面がいいました。「大丈夫ですかねえ、お祓いとか・・こうみえてノミの心臓なので。昨日、眠れませんでした」。笑い転げました。しかも彼は近ごろ、肉離れをしてしまい、ようやく治りかけていたところだったのです。復活のＶサインを決めているのがまた、何とも出来過ぎで笑えます。でも、あ、足ないよー。本人が真剣に？悩んでいるのにウケすぎか。Googleで「足　ない　心霊写真」などと検索してしまったとか。あははー。いやあ、でもココは、さすが嵐を呼ぶ男リチャード、って思わず芸名報道ですが、笑い飛ばすべし、でしょう。撮影した私のドライバーにみせました。ねね、足、ないでしょう。「このサーは最近、足をけがしていたのでは・・」。フフフッ、という含み笑いにまた、笑えました。インドマジックじゃー。

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☆初の翻訳本が発売されました（Kindle版もあります）。

パリの小さなキッチン

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パリのチョコレート レシピ帖