多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

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午前4時、3種の豆で豆腐実験

 日曜日の21日、6人+お子ちゃま3人が粉遊びに来てくださり「日本食材店・大和屋でAi豆腐を初めて買った」話をしました。「手作り豆腐キット」まで日本から持ってきておきながら未開封のまま1年3ヶ月、ようやく封を開けはしたのですが作り方を読むと項目の多さにうわー、私には無理ー、と挫折したことも。いやーアナタ、お菓子づくりでもっと面倒なことしているでしょう、と自分にツッコミますが、おやつなら平気なことも、豆腐となるとハードルがあがる・・・。やっぱり対象への愛の違いか。
 在住5年になるKさんが言いました。「ヒヨコマメならカンタンですよ。にがりなしで固まるんです」。ひょええー。デリー在住女性に絶大な人気を誇るブログ「Blue Lotus」で紹介されていたとのことでした。水で戻してミキサーにかけて、しぼった液体を火にかけるだけでトローッ、として固まるんだとか。「ヒヨコマメヒヨコマメ」だそうですが、ようやく背中を押された気がしました。作ってみよう。どうせなら・・・と、冷蔵庫に保管していた岡山・赤磐産の鶴の子大豆、インド産の大豆(500g50Rs=90円。すごい小粒)、そしてインドで買ったヒヨコマメの3種類で試そう。水にそれぞれ浸しました。
 夜鳴きケイに起こされた勢いで午前4時、豆腐実験スタートです。何やっとんやー。にがりについていた豆腐の作り方を斜め読みしながら大ざっぱ教の本領発揮です。何でもそうですがやってみると意外にカンタンだな。岡山産鶴の子豆腐は「にがり」を入れすぎたか重しを長くしすぎたか、ちょっとかたすぎて「帆布豆腐」ぐらいな感じになってしまいました。でも味は最高です。甘みがあって、クリーム色をしていて、おいしいー。
 2番目に作ったインド産大豆の豆腐は色が少々、くすんでいるのと、やはりどこか後味が気になります。でも舌触りは「鶴の子」での教訓をいかして、寄せ豆腐ぐらいになりました。何せ豆150gで1丁分ぐらいにはなったので、1丁15Rs(25円)と考えたら上出来です。できたてのほやほやにおしょうゆをたらーり。うーん、わるくないぞ。もう少しちゃんと計算すれば量産できそうです。そこまでの愛があるかどうか、それが問題ですが。
 さらに3番目、一番楽勝と思われたヒヨコマメは何をどう間違えたか全然、とろみもつかず、ならば、と、にがりを投入しましたが液体のまま微動だにせず・・・。あれれー、愛が足らなかったか。
ヒヨコマメ豆腐のレシピ→http://recipe.foodiestv.jp/recipe/1248.html

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☆9月の粉遊びの会はすべて満席となりました。心から感謝いたします。10月もどうぞよろしくお願いいたします。

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☆初の翻訳本が発売されました(Kindle版もあります)。

パリの小さなキッチン

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☆新刊「パリのチョコレート レシピ帖」はおかげさまで増刷されました。日本図書館協会選定図書にも選ばれました!引き続き熱烈よろしくお願いいたします。

パリのチョコレート レシピ帖

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