Ai豆腐、初体験 - 多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

　「えーっ、チカコサン、知らなかったんですかー」「みんな知ってますよ」と、出不精＆情報過疎を露呈したのは木曜日の「粉遊びの会」ででした。「金曜日午後4時半から＜大和屋＞で豆腐、油揚げ、厚揚げが売られている」という情報です。「大和屋」はグルガオンとデリーに一店ずつある日本食材店ですが、私は在住1年4ヶ月でいまだ片手で数えられるほどしか行っていません。しかも紅茶とかヒマラヤの塩とか、お土産物を買いに行くぐらいです。
　しかし豆腐は京都暮らしを経たいま、要求レベルが無意味にガン上げされてしまい、東京時代にもほとんど食べなかったほどです。住まいのあるグルガオンで豆腐を売っているのは卵を買いに行く韓国系スーパー「キムズマート」ぐらいですが、ちょっと買いたいような風貌ではなく、手を出したことはなかったのでした。東急ハンズで「手作り豆腐キット」も買って持ってきているのですが、あまりに手間がかかるので挫折・・・。
　でも油揚げはちょっと、ほしいかも。そう思って金曜日16：30、久々に大和屋に行きました。「Ai豆腐」という名前で、ムンバイで日本の方が作られているそうです。あ、そういえば今冬、一時帰国した際にテレビ東京の番組で観た、あのお豆腐かあ。絹豆腐と油揚げを手にしました。絹1丁150Rs(270円)、油揚げは3枚入りで160Rs（280円）。うわあああー大きさを考えると京都・嵯峨の名店「森嘉」並みやん。ひるみましたが、たまたまお店にいた友人A子さんに「インドですから仕方ないです」「日本と変わらない味」と力説？説得？されて、ものはためしと買いました。それもそう、あるだけでもありがたいか。油揚げはまだ食べていませんが、絹はさっそく、冷やっこに。ああ、友の言うとおりなりー。しかもムンバイから運ばれているのにダメージなしというのがインド的には奇跡的かも。

☆9月の粉遊びの会はすべて満席となりました。心から感謝いたします。10月もどうぞよろしくお願いいたします。

☆初の翻訳本が発売されました（Kindle版もあります）。