多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

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ホノルルマラソン出走記(上)

レース当日は午前2時、起きました。レース3時間前、最後のカーボローディングです。アラモアナ地区にあるドンキホーテで買っていた真空パック入り豆餅をチンしてふた切れ、台所にしゃがみ込んで食べました。頼むー、グリコーゲンになってくれー。完走したらコーヒー、飲もっと。いちおう1日だけですがカフェイン断ちしていたのです。
テーピングしたりワセリンや日焼け止めを塗りたくったりしていたら、あっというまに午前4時前になりました。5階の部屋からクヒオ通りを見おろすと、スタート地点のアラモアナ公園をめざすランナーが続々と歩いていました。じゃあそろそろ私も行くかあ。最後のトイレを済ませて部屋の扉をあけると、ザザー、雨が降っていました。ガクッ。慌てて帽子を防水タイプに替えました。すぐやみましたが。
歩いて30分、スタート地点に到着です。東京マラソンより日本の人が多そうです‥が、実際には参加者の半分ぐらいだそう。セントラルスポーツJTB、近ツリ、HIS、JALパックなどののぼりがはためき、スタッフや友人たちがエールを送っているのが聞こえます。いいなあ、応援があって。ちょっと、うらやましい。
開会式のアナウンスも日英(まず日本語)二ヶ国語です。それでも開会式ではアメリカ国歌とハワイ州歌が女性歌手によって歌われました。脱帽して聴き入りました。身が引き締まります。
午前5時、気温は20度を超えていると思いますが、カラッとしていて涼しいのが救いです。きれいな花火が数十発上がり、スタートです。何せカネさえ払えば前日まで申し込める3万人参加の大会、スタートラインを超えるまで時間がかかるかな‥と思いましたが、午前5時10分ぐらいには通過できました。暗やみの広い車道を走ります。爽快です。「まじすげー!まじすげー!」と九州の中学生集団が叫んでいました。ふつうのフルマラソン大会は18、19歳以上なので、ティーンエイジャーが走っているのが新鮮です。ホノルルマラソンがすごいのは、制限時間もなければ参加資格もユルいところで、満7歳以上ならだれでも参加できるのです。