カフェ&ギャラリー「d�o(デュオ)」料理人マオリさん

 おしゃれなオベルカンフかいわいにあるカフェ「d�o(デュオ)」は常設マルシェ(市場)の一角にありました。白い壁はほんの少し、全面ガラス張りですぐ分かりました。マオリさんはオープンキッチンに立つ麗人でした。ほーんと、クールビューティーなんですから。パリに住むとああなるんだろうか・・・。
 ファッション業界から4,5年前、料理家へと転身したそうです。パリコレでケータリングを始め、カフェでのランチ担当をへてデュオへ。「でもねえ、7月でお店、閉まっちゃうんですよ〜」。えええー、なんと。彼女のスペシャリテ、木曜のベジバーガーを食べたくてやってきたのでした。「何をはさんだか途中で忘れるぐらい」という具だくさんで、だるま落としみたい。フォークでつんつんしつつ、さあ、解説してもらいましょうアボカド、焼きトマト、ナスのグリル、ズッキーニとひよこ豆のガレット入り。クミンを効かせたヨーグルトとミントのソースがけ。紫キャベツのコールスロー(レーズン入り)に、マッシュルームとカシューナッツのペーストも。すごい。味わい多重攻撃です。フランスの人はフォークとナイフで食べるそうですが、ええー、かぶりつこう。
 付け合わせもレンコン、サラダリーフ、キュウリなどたっぷりでした。なかでもサツマイモのバトンがおいしくて、作り方を聞きました。「オーブンで焼いて、油とカレー粉とはちみつと砂糖とバルサミコ酢とおしょうゆを火にかけてとろっとさせたのをからめて、フェンネルをパラリ」。そっかー、フェンネルかあ。
 夕方に訪ねたビュット・ショーモン公園近くのご自宅がまた、なんともかっこよかったのです。建築家の夫と作り上げたキッチンで、初のレシピ本も撮影していたのだとか。120レシピを収めたという大作で9月、フランスで刊行されるそう。買わなくちゃ。
 野菜たっぷりでニョクマムや雑穀づかいが得意で、お皿にアジアの風が吹くようです。マオリさんそのものです。ファンが多いの、分かるなあ。ベースは「マクロビオティック好きのお母さんの味」といいますがBENTOブームになって久しいパリで、むしろいまどきっぽいのが不思議です。何をやっても絵になる人って、いるんだなあ。すっかりマオリご飯のファンの1人です。
マオリさんのブログ http://maorimurota.over-blog.com/
☆披露してもらったお料理
ラタトゥイユ
・カリフラワーと新タマネギのヴィシソワーズ
・木曜日のベジバーガー
・ちょっとアジアチックなタブレ(黄色いトマト、ゆでたレンコン、赤たまねぎ、パセリ、レーズン、タブレにオリーブ油、ライム、ニョクマム入り)
・トレビスと大麦、ヤギのチーズのサラダ(タマネギ、ミント、紫キャベツ入り。オリーブ油と塩のみ)
・イワシのタルティーヌ(バゲットに缶詰パカッ、サレールチーズ、タマネギ、オリーブ油、レモンを散らす。簡単でおいしい)
・ナオコさんのレモネード(はちみつとレモンを炭酸水で割るだけ)

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☆粉遊びの会@インド「シュークリームの会」は7月27日(日)から再開する予定です。どうぞよろしくお願いいたします。

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☆初の翻訳本が発売されました(Kindle版もあります)。

パリの小さなキッチン

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☆新刊「パリのチョコレート レシピ帖」はおかげさまで増刷されました。日本図書館協会選定図書にも選ばれました!引き続き熱烈よろしくお願いいたします。

パリのチョコレート レシピ帖

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