モンサンミッシェルの晩ご飯
モンサンミッシェル対岸のホテル「ラ・ディグ」の食堂で、39ユーロ(5400円)の定食です。窓の外には、静かなノルマンディーの海上、闇に浮かぶ孤島。幻想的です。前菜はフォワグラテリーヌにイチジク添え、メーンはこの地域特産の仔羊「プレサレ」のグリルにしました。そう、海辺で昼間、出合ったヒツジさんたちです。ご、ごめんなさいヒツジさん。海辺の牧草を食べて育つので、潮の香りがする柔らかい肉になるのだそう。果たして本当に柔らかく、とびきり美味。豪快に焼かれているようで、焼き加減も絶妙でした。付けあわせのオムレツ風ポテトもフワフワ、妙にクセになるおいしさ。デザート前のチーズもこの地方特産カマンベールなど3種類、デザートはアツアツのクレープシュゼット。お、おなかいっぱいで動けません・・。入店してからずっと満席でした。外見は田舎のドライブインという感じの気取らない食堂、味といい眺めといい、人気なのも分かります。