評判いいビストロのはずが

バスチーユの少し先、住宅地にポツンとあるビストロ「L'EBAUCHOIR(レボショワール)」へ。ウナギの寝床の入り口にはバーカウンターがあり、古い看板があちこちに。なつかしい昔風の内装です。伝統的な味を出すのかと思いきや、黒板メニューには「マグロのホワイトチョコレートソースかけ」「豚の桃ソース」（１７ユーロ）とか、モダンな感じです。定食はなく単品で頼みました。デザートは6-7ユーロで、私は桃とアンズのクランブルかけにしました。サクサク、あったか。
　にしても給仕が３人しかおらず、手が回らない感じ。若いギャルソンに何を尋ねても、はっきりした答えが得られないばかりか「オーダーが決めてから呼んでよ！」と露骨な態度だし、なかなかやってきません。相当に気は長くなっているはずですが、こんな「パリらしい」店に、久々にアタリました。お料理はおいしかったですが、私とは相性が今ひとつだったようです。同行者は喜んでくれたのがせめてもの救い。
　L'EBAUCHOIR　45,rue Citeaux １２区　0143424931 月夜-土夜　12-14:30、20-23:30