サロン・ド・テでサラダ

　セーヌ左岸のツール・ド・ショコラ（チョコレート巡り）、ゴールは老舗百貨店ル・ボンマルシェです。ここの食品館(ラ・グランド・エピスリー)は8：30からの営業。日本へ戻る日の朝、駆け込みでお土産を買えたりもできて重宝します。街歩きをしている最中に立ち寄ると、荷物が持てなくなること必至ですから最終目的地にするのがミソです。もっとも今回は10人とも、百貨店にたどり着く前にすでに両手はチョコレート屋の袋でふさがっていましたが・・・。私は本館の帽子コーナーも大好きです。日本では絶対にお目にかかれないような素敵なシャポー（帽子）がたくさんです。お高いものもあるのですがソルド（バーゲン）中だから気安いもの。ドサクサまぎれにとっかえひっかえ、我が3等身のてっぺんにのせて着せ替え人形です。気分はジャクリーヌ（←おいおい）。しかしまぁ、異国では似合ったつもりでも、日本社会ではどう映るか・・イメージトレーニングが必要だわ。モガっぽいのが気に入り、母へのお土産として一つ買いました。半額だったし、まぁいっか。頭で運んで（＝かぶって）帰ってきました。
　名のしれたサロン・ド・テ「ラルティザン・ドゥ・サヴール」があったシェルシュミディ通り72番地はやっぱりサロン・ド・テでした。大きな時計がモチーフで、その名も「ロロージュ（L'horloge＝時計）」。7人連れで休憩しようと入りました。南西地方、チーズ、プロヴァンス…サラダに目移りです。サラダとはいえ日本人にはガッツリな量。まだ半病人の私、4種類のチーズがのったサラダをいただきました。確か10数ユーロ（1500円程度）。居心地よくっておいしかったです。
L'horloge 72, Rue du Cherche Midi　6区