多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

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中世の街のチーズケーキ

仏旅行の話その3です。
ストラスブール駅から国鉄で40分、コルマールに着きました。気恥ずかしいほど、かわいい。中世そのまんま、メルヘンな運河の流れる街。歴史を感じつつ歩いていたら、「幻のジャム」と言われる「クリスティーヌ・フェルベール」のジャムをズラリ窓辺に並べている店が。サロン・ド・テ「リムス(RIMS)」でした。ジャムが私を呼んでいます。
フランスでは珍しい、チーズ・ケーキと、店のお勧めらしい「センチャ・プランタン(Sencha Printemps)」なるお茶を頼みました。ずずーっ。ナンか甘いな。煎茶と思わなければ、悪くありません。チーズケーキは1カットが大きく、ねっとり濃厚。
習いはじめたばかりの仏語、話したくてたまりません。お茶しながら、マダムに「日本でフェルベールのジャムは高くて買えないけれど、ここは半値ですね。種類もたくさんありますね」という(ようなことを言う)私。「日本まで輸出されているの。人気あるのね。輸送代がかかるから、高いのね」という(ようなことを言う)マダム。フランス語マシンガン攻撃に、途中から理解不能のまま、へぇー、なるほど、そうなんですねー、で水鉄砲ほどの応酬。うう、太刀打ちできません。お勧めのジャム2瓶で14ユーロ、ケーキとお茶で5ユーロ(700円)でした。

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クリスティーヌ・フェルベール
日本だと1500円ぐらい、扱う種類も限られます。現地では6.5ユーロ程度(850円)。パリだと左岸のデパート「ボンマルシェ」で売ってました。絶品です。ルバーブのジャムをプレゼントしたら「こんなおいしいジャム初めて。まったくしつこくない甘さ」と喜ばれました。

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