日本バウムクーヘン学会デビュー戦（下）

　18日更新のasahi.comコラム「論より、おやつ。」ではウェディング・ケーキとしてバウムクーヘンを焼いた話を書きました。バウム学会での試作品もおいしかったのですが、「初めてにしては上出来」と言う感じ。今回は何というか、確信的な出来栄えでした。夜な夜な焼きあげてガッツポーズです。もう自信過剰、恥ずかしげもなくいうのですが、やっぱり愛情たっぷりだし、おいしいに決まってます。相手への思いとか自分の志って味に乗り移る、気がします。大阪のＭさんは「見る人の視点が頂点に集まる構造、ダ・ヴィンチの建築画法みたいでかっこいい。最上層のペンギンのキッスが無限の喜びを象徴しているように思われました」とメールをくださいました。これもまた、しみじみうれしいご縁です。
　旧日銀岡山支店であるルネスホールでの式は本当に清々しく、天気もよくて門出の日にふさわしかったな。泣いたり笑ったりバウムを切ったり、くるくるとよく動きました。幸せをたくさん分けてもらいました。本当におめでとう！