表紙のイラストのこと

　見本を送った母に電話。お祝いの言葉に続いたのは、「・・・何の本かわからんなー」。ナンジャソリャー。身内は正直だわ。「フツー、表紙はお料理とかお菓子の写真じゃが」。そりゃそうなのですが。でも、ちょっとフツーじゃない装丁なのもステキでしょう。「何の本だろう？」と、思わず手にしてもらえたら、いいなぁ。
　表紙と扉のイラストを描いて下さったのは、札幌在住のイラストレーター・サトウアサミさんです。デザイナーＹさんから紹介されたウェブを見て、わぁーと声をあげました。透き通るようなニュアンスがあって、落ち着きがあって・・・。北海道という場所のせいか、どこか北欧風にも思えます。でも和のテイストもあって、大人チャーミングな感じです。拙著のために描いてくださったパターンのどこを表紙にもってくるか・・・。Ｙさんは相当、頭を悩ませたよう。いくつかの候補から最終的に、表紙に決まったのはお鍋？ボウル？と泡立て器？のようなパターンです。うーん、手ぬぐいにしたいぐらい。
　サトウアサミさんは、有楽町ＳＥＩＢＵや札幌駅でも作品を発表。Ｙさんは「彼女は、これから絶対、くる！」作家と力を込めておりました。お会いしたことはまだないけれど、ぜひお会いして感謝を伝えたいなと思っています。
　サトウアサミさんweb　http://shumomo.jp/
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