多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

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モンブラン、モンブラン!

 モンブラン病にかかっています。食べたいと思っているのに意外に出会えない。近くの洋菓子店のモンブランは凝っていました。メレンゲに栗クリーム、生クリーム、そのあいだにはチョコレートがけのザッハ・トルテのようなガトーショコラが挟んでありました。それぞれは上質なのに、何だかあれれーな気分に。モンブランにチョコレートは想定外なのです。栗と生クリームと土台(メレンゲでもスポンジでも可)だけで、フツーにおいしいのが食べたいのですが。
 ホテルならあるだろう。アークヒルズで立ち寄ったANAインターコンチネンタルホテルのラウンジでも「モンブランはありません」と言われました。私1人ならあきらめるところですが、同行の友Aさんが「コンシェルジュに訊いてみましょう」。なかなか来られないし、ではでは、と尋ねてみたら、さすがな仕事ぶり。館内にはないものの、ヒルズ・アネックスにあるカフェに置いてあることを割り出し、すぐ予約。バギーで行ける道を案内してくれたのです。「迷ったら電話してください」。いただいたヒルズのパンフレットに、コンシェルジュ席の番号までメモ書きしてくれたのには感動しました。
 で、えっちら坂を上がってたどり着いたカフェが「ランディ」でした。ショーケースにモンブランが…あれ?なかったよね。Aさんに訊いたら「ありましたよ、でも一見、モンブランじゃないみたいなのが」。念のため尋ねたら、クリのモンブランだとのこと。ではでは、と頼みました。カシスがメレンゲに散らしてあって、いやーそういう変化球はのぞまないんだけどな…と思いきや、絶妙にあっちゃっていました、栗に。中には栗のクレーム・ブリュレに栗の粒々入りクリーム、生クリームが。まったり感がほどよくて、もう1個食べたくなりました。500円。コーヒーもちゃんとおいしくてお替わりも無料だったし、ホテルのコンシェルジュからしてすべてにおいて気持ちよく過ごせました。さー明日からまた頑張るぞ。
 ランディ→「アークヒルズ:レストラン&ショップガイド 「ランディ」/eHills Club