洋菓子店Iroha
渡印してから3週間、最高気温が47℃前後という日が続いています。30℃台なら御の字、たとえ39℃でも「あ、涼しいな」と思うように。人間、どこでも順応するものです。NHKニュースなどでも「インド酷暑で死者多数」が流れたようですが、こちらの人は帽子もかぶらず(たまに布で頭を覆っている人は見ますが)、もちろん日傘もせず、お水を携帯している様子もなく、本当に我慢強いです。「みなさーん、水とってください、水。帽子かぶってくださーい」と拡声器で叫びたい。
いいこともたくさんです。蛇口から水ではなくお湯しか出ません。元気のない野菜を洗えば、いま話題の「50℃洗い」を期せずして実行していることになります。あんまり鮮度が増しているようには…ですが。
先日、電気ケトルがインド規格でないプラグ形式のものを買ってしまい、返品した話を書きました。するとグルガオン在住T子さんが「電気ケトルやオイルヒーター用に、大きい差込口が用意されていることもありますよ」と教えてくれました。確かめず買った私がアホだったという事実は変わらないのですが、電化製品は気をつけないとダメだなぁ。
丁稚ケイに続き私もついに、お腹がゆるゆるに。挙げ句に洗濯機から水漏れして台所が洪水になり、ぼう然…。ケイザウルスがいては1人で寝込むこともトイレにも行けず、じたばたするばかりです。頼むー、トイレに1人で行かせてー。
明日の幸福を信じて、ち、ちょっと休もう。現実逃避に行ったのが洋菓子店「Iroha」です。マンゴーゼリー200Rs(400円)、カスタードプリン130Rs(260円)+外税=計373Rs(750円)でした。店長さんと少し、お話しました。ふた付きゼリーカップを頼んだらフタと本体がずれて入らなかったり、シュー皮を焼いている最中に停電してふくらまなかったり…。ホーッ。人の苦労は明日へのオロナミンCだな。「自分だけじゃない」と思えて落ち着けます。甘いものもいただけたし、さてまた頑張ろう。
Iroha http://www.iroha-india.com/
- 作者: 多田千香子
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2013/01/31
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