インド走友会合宿２日目〜ニムラナの日系工業団地を早朝ラン

　インド走友会初の合宿初日だった９日、荒れ放題の階段井戸まで２往復しました。いつもは眠れる巨象・相方ユウさんに丁稚ケイをまかせて走れたのですが、今回からちょっと考えないと。というのも１０キロ減量をめざし、ついにウオーキング（本人はランのつもり）を始めたからです。いいことなのですがケイをどうするか…。とりあえず一緒に走らせましたが、まっすぐ走れるはずもありません。困っていたらサハラ砂漠レースに参加するＨ隊長が「いや、負荷が欲しいんで…」と、体重１３キロのケイをおぶって走ってくれました。うはは、極限レースに挑む人は違うなあ。とはいえギャーギャー絶叫つき負荷、申し訳なかったのでした。
　２日目は午前６時半、ニムラナにある工業団地へ向かいました。日系企業専用のエリアを大きく一周すると７キロほどになるといいます。いちはやく進出した日信工業のゲート前で記念撮影して出発しました。ここでも「丁稚ケイをどっちがみるか問題」が発生、やいのやいのともめているうちに集団とは離れてしまいました。ドライバーのサンジーブさんが「ＯＫ、ワテにまかせろ」というのでケイを放り投げたところで相方ユウさんが降参、息切れしたのでシメシメ、私は一人旅になりました。
　ダイキン、ユニチャーム、トヨタ…なじみのある社名が並び、オーナーでも社員でもないのに我がもののように誇らしい。かたわらにテントがずらーり並んでいました。どこの「家」もたき火をして暖をとっています。飯場、なんだなあ。三角形の扉から顔をのぞかせた子どもたちが手を振ってくれました。ちょっとじーん。日曜日ですが工事現場に向かう人たちが多く、寒そうに布にくるまって歩きつつ、珍しそうにじーっと私を見ています。こういう人たちに日系企業が支えられているんだな。ありがたいこと…と、またしても勝手にオーナーヅラしてしまうのでした。
　集団からはぐれてしまった私は小回りに２周、１０キロで走るのを止めました。参加した１３人中、５人は３周２１キロを走破していました。すごいなあ。走りながら話していて「ニムラナ・ラン&ウオーク」といった大会が開けたら…との構想も持ち上がったのだとか。ワクワクします。「ニムラナＥＫＩＤＥＮ」とかもいいなあ。ますます盛り上がって行けたらと思います。写真はテント群の前を激走するインド走友会の面々です。撮影はＫさん、いつも素敵な写真、ありがとうございます！走りながらなんて余裕ナシコの私、撮れません…。