特急やくもに揺られつつ
JR境港駅で鬼太郎列車に乗って米子へ。さらに米子から特急やくもで2時間半、岡山へ。新幹線とは違う空気が流れていて好きです。
そういえば西鉄久留米駅のホームで「タダサーン」と呼ぶ声が聞こえて振り返ると、シューカツ中の鹿児島のイチローことM君でした。1カ月前よりずいぶん、スーツ姿がサマになったなあ。「ケイクン、どうしたんですか?!」と、転んで傷だらけの丁稚ケイを気遣ってくれました。これから大阪や東京まで試験に行くのだとか。「がんばって」。そういうとハイッと答え、日経新聞を広げて読み始めました。最初の一歩に向かって走っているんだな。西鉄か日経のCMのワンシーンみたいだわ。ちょっとぐっときました。思いっきり、がんばれえええーとホームで応援団長したくなりました、オッス。
福岡・薬院のカフェで会った九大院生Rさんも応援したい若い友人の1人です。リケジョというのか遺伝子関係(何度訊いても分からない・・)の研究で博士論文を書いている真っ最中なのですが、進路に迷っているのだとか。このままいけば研究職として就職、なのでしょうが、お菓子の道へのあこがれもあり…。背中押し屋タダとしてはゴーゴーお菓子、なのですが、まあ確かにもったいない気も…。でもまだ20代、無駄な経験なんてひとつもないし、せっかくここまでやったのに、なんて思うこともないはず。
彼らから前のめりになる勇気をもらいました。さーて私も、ゴーゴー、だな。
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