多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

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身に覚えのない請求書

 ピンポーン。1日何度もベルが鳴ります。まあ京都の長屋暮らしのころもトントン…と、やたら引き戸をノックされていたな。半分パブリックな住まいに慣れていたとはいえ、ここインドではまだ身構えます。夕方にやってきたのはレジデンスの守衛さんでした。一通の白い封筒を渡されました。郵便物のようですが差出人を見てぎょっとしました。「○○Advocates Supreme Court&High courts」。弁護士?最高裁&高裁??身に覚えはないのにドキッ、なぜか慌ててベリべりッー。どれどれ。私どもはボーダフォンの代理人である、とあり、内容はざっくり言うと「あなたのipad miniのネット契約、3002Rs(5100円)をいますぐ払え」というものでした。はああ?日本から戻ってきて3日後、ボーダフォンに行って払った額です。正確に言うと行ったのですがipadの電話番号が分からず、一度自宅に戻って調べ、ドライバーさんに番号を書いたメモと3000Rsを渡して再び行ってもらったのです。まさか彼が持ち逃げした?いやそんなわけありません。彼からボーダフォンのマーク入りのレシートも受け取りましたし、たとえこのレシートが偽造だったとしても、いま実際にネットにアクセス可能になっています。ドライバーさんはレシートを見せながら「3002Rsと言われたが、ボーダフォンが2Rsオマケしてくれて3000Rsで済んだ」といっていたので、2Rsの不払い(って、ボーダフォンが払わなくていいって言ったから払わなかっただけですが)が何らかの責任を問われているのか・・・・。さっぱり分かりません。しかも手紙の日付は3月10日、私がボーダフォンに行ったのは3月11日です。レシートの日付も3月11日です。なんだなんだー。
 英語の先生に相談したところ、「これじゃあプリペイド式じゃなくて月ぎめ契約の請求書みたいね」。本当に。実は月ぎめだった?いや、そんなわけありません。最後の一文「行き違いの際はご容赦ください」があるので、まあこれに該当するのでは、無視していればいいのでは、心配ならボーダフォンのレシートのコピーを送ったら、ということでした。私、何もしていないのに、なんでこんなにドキドキし、手間をかけなあかんのー。