多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

「ペンで、心を動かす」Pen&Co.株式会社:https://pen-and.co.jp

インド走友会ドバイ合宿(2)朝ラン〜ヒルトン・ドバイ・タワーレース

 インド走友会合宿は2日目、初ランです。午前5時、真っ暗ですが6人が集まりました。ホテルを出るとメガネがくもるー。ラーメン屋さん状態です。暑さもありますが湿度がすごい。
 ヨットハーバー沿いの遊歩道を走ります。星のさんざめく空、闇に浮かび上がる超高層ビル群…夢かうつつかサイバー空間か、錯覚してしまいそうです。もちろんゴミも人も豚も牛も落ちていません。「インド人が作った街なのにねえ」とだれかが言いましたが本当に。文句なしです。40分ほどで4.5kmを走り、部屋に戻りました。汗だくです。もっと走りたかったのですが、丁稚ケイをほったらかしにして出てきたので仕方ない。明日にかけよう。
 午前8時、数軒先にあるヒルトン・ドバイ・ジュメイラ・リゾートへ。「ヒルトン・ドバイ・タワーレース」に申し込んでいたのです。36階、730段を駆け上がるレースで、4回目になるそうです。参加費150AED(5250円)。
 36階ってどれぐらいかかるんだろう…と思っていたのですが、ちゃんと自分のマンション(30階)を試走したUさんによると、10分足らずの模様です。大丈夫だろう。
 参加者は意外に少なくて男女あわせて110人ほどでした。さすがドバイ、いろんな顔がいて国際的ですが、インド走友会が腰痛もちのTさんを除いて16人も参加したので、きっと日本人が最多に。
 午前8時半から15秒おきに1人ずつスタートです。私は丁稚ケイをTさんに託して9番目、午前8時32分に走り始めました。非常階段をテケテケ、走るというか速足だな。私の直後にスタートした女性の足音がドドドドーッ、あっというまに抜かされました。は、はやっ。段が妙に低いなあ。ちゃんと給水の人も数階おきにいて声援を送ってくれます。ハァハァ…何の罰ゲームだろう。きつくて顔が上がりません。気づくと15階ぐらいでした。あ、あと半分か。
 よいしょ、よいしょ、と歩き、何とか36階のラウンジにゴールしました。続々と仲間がゴールしてきます。しんがりはハンディのある女の子を背負ってゴールしたパパでした。すごい、信じられないー。感動しました。大きな拍手です。
 結果は夜に届きましたが7分20秒でした。優勝した男性は3分22秒です。えー、スパイダーマンかっ。
 ゴールするとメダルと「ごほうびバッグ」を受け取りました。中身はアディダスのTシャツ、ふかふかのタオル、スポーツ飲料などでした。ヒルトン・ドバイの最上階ラウンジで朝食もふるまわれたし、いざというときに階段を使う自信もつきました。モトはとったぞー。
 丁稚ケイがぐずり始めたので表彰式は見逃がしましたが、仲間によると表彰式にはどこぞの王族が出てきて、ポンと主催者に4万AED(140万円)寄付していったそうです。ひゃ、かっこええなあ。