多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

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インド走友会ドバイ合宿(1)デリー〜ドバイ〜貸切クルーズ

 午前4時40分、4歳の丁稚ケイをたたき起こしてデリー空港へ。7:10発のデリー発IndiGo23便でドバイまで4時間足らずです。3ヶ月前にネット予約して大人往復2.1万ルピー(4.2万円)でした。ちなみに7月に行ったデリー〜バンコク便はTG(タイ国際航空)で2.4万ルピー(3カ月前に予約、4.8万円)でしたから、足代だけならドバイも安いことになります。
 私にとって5年ぶり2度目のドバイは、デリー圏の邦人ランナーサークル・インド走友会の仲間20人!との合宿です。入管職員こそ白装束にアラブ男子ですが、空港スタッフやタクシーの運転手はインド人で、アウェー感があんまりないなー。ただし仲間がワンサカいるなかで私だけ税関に呼び止められ荷物のX線検査をされたのは、なぜっ。
 さっそくトラブルもありました。銀行ATMからUAEディラハムを引き出そうとしたNさんが困り顔です。入力した金額は残高から引かれたものの、なんとディラハムは出てこなかったのです。なんちゅう詐欺マシンやー。「お金持ちの国だから細かいこと気にしないんでしょうねえ…」ってそんなー。必ず取り戻すと息巻いていましたが、ああ、面倒です。
 気を取り直して合計23人でランチです。インド在住者としては肉祭りだー、と、その名も「ザ・ミート・カンパニー」へ。南アや中東諸国にチェーン展開するステーキハウスです。ガブリッとやりたかった私は「Wagyuバーガー(200g)」に。120AED(4200円)。オレンジジュースは31AED(1080円)で合計5000円超え、私のハンバーガー史上最高値です。おまけに丁稚ケイも同じものを頼んでやったら、ヤツはフレンチフライしか食べませんでした。味が分かるんだなあ、ククー。
 しかしゴージャス・ドバイを楽しむ鉄則を胸に刻みます。「時間とカネを気にしない」。忘れよう、ゼロをいっこ、忘れよう…。
 午後5時、ドバイ・マリーナからアラビア湾に沈む夕日を眺める船旅に出発です。観光船もありますが、20人という数の暴力を発揮してヨットクルーザーを貸し切ったのです。2時間で5000AED(17万5000円、ソフトドリンク込み。食事はカナッペメニューで1人200AED=7000円だったので頼まず)。
 海からドバイの摩天楼を眺めつつ、水面はジェットスキー軍団がヒャッホーと行きかいます。あとは人間イルカというか水上宇宙飛行士というか、ノズルから噴き出す水の圧力で空中を自在にくるくる飛び回る「フライボード」に興じる人たちも。王族の所有らしい豪華客船も泊まっていて圧倒されました。何だろう、この別世界は。ドバイおそるべし。