勝手にインド季語

　大阪で暮らしたアラサー時代、職場の句会に参加したり、カルチャーセンターの俳句講座に入ったりしたことがあります。そのころベストセラーになった「負け犬の遠吠え」のセオリー通り（当てはまり過ぎていてコワかった）で、和の趣味（あとは、きものとか、京都通いとか）に熱中していたのでした。仕事にも役立つかな、との下心もあったのですが散々たるものでした。批評しあって優秀な句を選ぶのですが、一度も選ばれたことはなかったような・・・。
　なぜ思い出したかというと昨日、お邪魔したNさんクッキングレッスンで「朝晩は涼しくなったねえ」「いやあ、INAマーケットの八百屋の白菜にいつも群がっているハエが消えた」「秋ねー」「ハエ消える、って季語だー」と話したからでした。インドのハエは白菜が大好物なようで、もう顔をそむけたくなるレベルでビッシリたかっているのですが、近ごろ見かけなくなったので。あとは「デング熱（これは９月〜１０月か）」とか「PM２．５（１２月〜２月）」も冬の季語か…トホホ。いやいや、さわやか系もあるぞ、「マンゴー」とか「スイカ売り」とか「クルフィー(アイス)」とか「サツマイモ売り」とか‥って食べものばかりですが。

「インド季語」正統派だって、いろいろありそうです。
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