バスチーユのビストロ禁煙席

　予約の電話をしたときに、「禁煙席？喫煙席ですか」と聞かれたのは、パリで初めてかも。それだけで好感度ぐぐーんとアップ。バスチーユの裏通りにあるビストロ「オ・ヴィユ・シェンヌ(Au Vieux Chene)」です。たった３泊、弾丸ツアーでやってきた福岡の友人たちと会いました。偶然にも私を含め、３人が同じ名前（漢字は違いますが）。珍しい名前ではないけれど、パリで同名３人が同じテーブルにつくなんて、なかなかありません。ワインもすすみます。定食は２９ユーロ（４０００円）で、前菜はブランダードという塩タラのホワイトソースグラタン（brandade de morue）を選びました。シンプルですがおいしい。メーンは牛肉のカルパッチョにリゾット添え。うーん、これも当たり。デザートはフランボワーズ入りのクレームブリュレに、パン・ド・ジェンヌ（アーモンド焼き菓子）添え。量もたっぷり、とろーりカリカリ。雰囲気はレトロですが、清潔で、ちょっとだけ、こじゃれ感。ちょっと、でいいんですよね、大勢での会食のときって。店のお兄さんも親切で、一生懸命、身振りでお魚の名前を説明してくれました。だんだん忙しくなってきて、最後の方は何だかお疲れのようでしたが。
　Au Vieux Chene 7,rue du Dahomey 11区　0143716769 12:00-14:00,20:00-23:00、土は夜のみ、日休