すわき後楽中華そば
新刊「パリのおやつ旅のおやつ」の手製POPを携え、岡山でも書店を回りました。「pieni..でイベントされましたよね」「ブログ見てます」と言ってくださる書店員さんがいたり、表町の老舗「吉田書店」ではレジ前にPOPを貼ってくださったり。ルネスホール(旧日銀岡山支店)にある公文庫カフェにもPOPと閲覧用に1冊、献本しています。ぜひ手にとってくださったらうれしいです。営業見習いケイは吉田書店では赤ちゃん絵本を、公文庫カフェのYさんからはスタイ&靴下をせしめるなど(ありがとうございます!)ちゃっかりいただいちゃったのでした。
すっかり岡山弁がよみがえってきたころ、帰路に。岡山空港には岡山駅から叔父&叔母が送ってくれました。「どこか行きたいところは?」と訊かれ、「すわき!」と即答。岡山のラーメンチェーン「すわき後楽中華そば」です。岡山空港から実家への道中に発見してプルーストのマドレーヌ状態に。滞在中にぜひ、30年ぶりに!訪ねたかったのです。
小学生のころ、備前・片上のバス停にある「すわき」があこがれの存在でした。あの薄っぺらいチャーシューが、いまだに私のチャーシュー・スタンダードな気がします。真っ赤でカリカリした小梅がテーブルごとに置いてあります。竹皮に包まれたおこわのおにぎり「げんこつ」も大好きだったのでした。
下中野店へ。座敷があってホッ。醤油ラーメンとげんこつおにぎりのセットを頼みました。730円。思わず興奮。な、な、なつかしい。思い入れのない人にとってはなんてことない味かもしれませんが、ひたすら懐かしくておいしい。イタリアで食べるアルデンテのパスタと、給食に出てきたふにゃふにゃソフト麺が比べられないのと一緒です。「昔は天満屋の向かいにもあったし、ドレミの街にもあったなぁ」と叔母。そう、あちこちにあったのでした。
■「パリのおやつ旅のおやつ」出版イベントは1月21日、福岡にまいります。
- 作者: 多田千香子
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2011/12/07
- メディア: 単行本
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1月29日(日)大阪・なんばパークス 案内はコチラ→http://d.hatena.ne.jp/oshirase/20111210/1323505571
2月10日(金)福岡・箱崎 カフェ&ギャラリー・キューブリック(ブックスキューブリック箱崎店2F) 案内はコチラ→「「尾崎豊NOTES 僕が僕であるために 肉筆版」 小説新潮 2012年4月号 | 福岡の書店・本屋|ブックスキューブリック[BOOKSKUBRICK]」