久留米・天井座敷の焼き鳥
今春から小学生になる双子の甥っ子ユウ&リョウに学習机がやってきました。ちょうど配送に居合わせました。2人は組み立てには関心を示していましたが、出来上がった机にはあまり興味なさそう。まだ木の香りのする机にもそのうち傷が刻まれ、空っぽの本棚にはどんどん、本が並ぶのだろうな。私のほうがワクワクしました。
私の机は岡山の実家にそのままあります。中学時代に母に買い替えてもらった2代目です。カバーにガラス板をのせていて、まだまだきれいで十分、使えます。そうだ、丁稚ケイが大きくなったら引き継がせよう。ものに命がこもって、新品以上に値打ちがあると思います。
小さなクッキーマン2人にごちそうしよう。近くの焼き鳥店「天井座敷」へ大人3人、乳幼児3人で行きました。久留米の焼き鳥屋はほとんどファミレス状態、なんでもあります。この店は釜飯が名物ですが、まだ品数は少なくて「焼き鳥屋」らしいほう。何食べる? 2人は間髪入れず言いました。「ダルム!」。久留米大医学部があることからホルモン焼きをドイツ語でこう呼ぶのですが、さすが久留米っ子。よそじゃ通用せんぞー、と言いつつ私も大好き。ダルム5本、お願いしまーす。大声で叫びました。
待ちながらキャベツを青虫のごとくむしゃむしゃします。博多ではちょっと酸っぱいポン酢のようなタレが定番ですが、久留米では甘くてコックリしたみそだれです。コクがあってベストマッチ、お替わりを頼むほど。ユウは「天井までくださーい」。キャベツはほったらかしでなめていました。
この店はまんまるつくねもおいしいです。砕いた軟骨が入ったつくねもコリコリ、軟骨がアクセントになっています。家で作るときマネしよう。
久留米から福岡空港へ送ってもらいました。調子のすぐれない私の母は家でケイとさようならです。彼は重くてもう抱っこも膝の上に載せることもあまりしませんが、最後だからか膝の上にかなり長く座らせていました。横で見ながらちょっとグッときました。また2月に来るから元気でねー。
天井座敷 亀乃井店 久留米市西町1022-8 0942-34-1919
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