多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

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バルサミコ酢の食べ比べ

 バルサミコ酢ってどうやって食べるの?ピエモンテの友I子さんに訊きました。現地でも貴重なので、いいものはジェラートやイチゴにたらして、シロップのようにいただくことが多いそう。
 では現地流にならいましょう。近くのジェラート店「スペールフルッタ」でパンナ(生クリーム)とヴァニラを手に入れてからアミさん邸へダッシュしました。品評会は大人5人、子ども3人で。アミさん、25年物(70ユーロ)を2周ほども回しかけてくれました。あわわ、これだけで何ユーロに〜。少し液だれしてしまったものも指でペロリ、だってこれだけで1ユーロ…っていちいちうるさいぞオヌシ、って私か。
 25年物と12年物ですが、やはり明らかに違いました。25年物はもうまろやかで、シロップみたい。「ジャムと違って、パッと甘さがはじける感じ」とはアミさんの言です。12年物はまだ「酢」らしく、酸っぱさが。やっぱりさすが25年。
 帰ってから見た西武池袋本店の折りこみチラシは「イタリア展」を告げていました。おお、と開くと、まさにバルサミコ酢25年ものが「日本初登場」として掲載されていました。別の作り手でしょうが、ボトルは似たような感じだな。DOPだとこのデザインになるようです。瓶がまた、かっちょいい。飾っておきたいって値段が張るものの場合、大切かも。
 お値段は・・・18900円。およよ。やはり現地でこそ、しかも1ユーロ=100円だからこそ出会えた逸品、リクエストくださったアミさんに感謝です。